スーパーバイトはラクで働きやすかった

私は今まで多くのアルバイトをしてきましたが、そのなかで一番人間関係が楽なアルバイトだと思ったのは、個人が経営するスーパーマーケットでのアルバイトです。
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高校生になったとき何かアルバイトをしたいと思い、母に紹介してもらったのが、母の友人がパートで勤めていたスーパーマーケットでのバイトでした。
実際に働き始めたところ、家族経営をしている小規模なスーパーマーケットで、アットホームな雰囲気があり人間関係が楽でした。そのスーパーマーケットで働いているスタッフは、家族か近所に住むパートの方しかいませんでした。私の家庭もわりと近所付き合いをしていたので、皆さん高校生バイトである私のことを自分の子供のような感じで接してくださったのです。
仕事に慣れないうちは、ミスもいろいろしてしまったのですが、誰も怒ることなく優しく励ましてくれる。そんな人間関係が楽な職場でした。私はそのスーパーマーケットでは主にレジを担当していました。たまに中で青果や惣菜、鮮魚の手伝いをすることもありました。
そのスーパーマーケットで買い物に来る人々はこれまた顔なじみの地元の方ばかり。レジでの仕事もお客さんは見知った顔が多くて、皆すぐに気さくに話しかけてくれて、接客しながら他愛もない話をよくしていました。
いつもお菓子を持ってきてくれる常連さんがいたり、先輩やパートの方たちが出勤の度に飲み物を買ってくれたり、お客さんのいないときには私の学校の話を聞いてくれたり・・そんな本当に暖かい人間関係が楽な職場環境でした。
スーパーマーケットバイトででレジ業務を担当する日は、お客さんがいない時間帯になると店内清掃や商品の品出し等をレジと並行して行っていました。レジ以外のそういった業務中にたまに店長さんに呼ばれて裏の事務所に行くと、旅行先で買ってこられたお土産のお菓子等を用意してくれていました。仕事中にも関わらずお茶を入れてくれて談笑することもしばしば。
そんな人間関係が楽なアルバイト先だったのですが、私は学業の方で成績不振だったので、勉強に専念するため一度そのお店を辞めてしまいました。しかし辞めてから3ヶ月ほど経ったある日、店長から電話がかかってきて人手が足りないからもう一度戻ってきてくれないか。といった相談を受けました。
正直私は辞めたくて辞めた訳ではないですし、この人間関係が楽なスーパーマーケットを超える良い職場環境は存在しないだろうと思っていたので、アルバイトに復帰することを伝えました。
復帰してからは後輩のアルバイトもできました。かつて自分がしてもらっていたように私自身も後輩に優しく接することを心掛け、スーパーでのアルバイトに遣り甲斐を感じるようになっていきました。ただ、残念ながら私がアルバイトに復帰してから一年半ほどしてそのスーパーマーケットは営業不振で閉店になってしまいました。
ただ、閉店するときまでみんな優しく働きやすい職場でありつづけました。また、店長は次の新しいアルバイト先まで私に紹介してくれました。それから私はいくつものアルバイトを経験しましたが、あのスーパーマーケット以上に人間関係が楽で良好な職場環境に巡り会えませんでした。
(人間関係が楽なアルバイトの体験談 20代男性)