チョコレートを眺めるだけの簡単バイト

あまり人づきあいが得意でない私は、ルーティンワークが合っていると思い、工場勤務を希望していました。
そんなとき、家からも学校からも自転車で通え、時給もよい某有名お菓子メーカーの工場でアルバイトを募集していることを知りました。私は早速応募し面接を予約しました。
面接では履歴書を確認され、「家近いねー、いつから来られるかな?」と聞かれるくらいで即採用になりました。
実際、数日後から工場に勤務するすることになったわけですが、その作業内容は簡単なものでした。季節が冬場だったため、主力商品であるチョコレート製造の作業員のひとりとして勤務することになりました。
私の任された仕事内容は、一緒に入ったであろうアルバイトの人達と7~8人で並び、三列のベルトコンベアーから流れてくる箱詰め前のチョコレートの検品作業を行うというものでした。
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検品作業と言っても難しいことは一切ありません。箱に入る前のチョコレートが12個並べられた紙の受け皿を見て、しっかり12個並んで入っているか確認するだけです。
あとはもし、受け皿から少しでもはみ出るチョコレートがあれば、マドラーに似た金属の細い棒を使って、整えるという作業もありました。
いずれにしても作業内容はかなり楽な仕事です。しかも、機械の性能がよく、はみ出して出てくるチョコレートなどまずないため、実質的には、ベルトコンベアーとにらめっこしたまま一日が終わる事も少なくありませんでした。
チョコレートのシーズンが終わった後は、次は菓子パイの製造工程を担当しました。そこでの作業内容としては、小分けされたパイの袋に、きちんとパイが入っているかを確認する検品作業です。
検品方法はごく簡単です。ベルトコンベアーから流れてくる小分けされたパイの袋を上からそっと押し、中身が入っているかを確認するだけの単純作業でした。
目の前の人と話しながらの作業することも可能でしたし、チョコレートと同じく、この検品作業も、パイが入っていない…なんて事はまずないため、実質的には袋にそっと触れることを繰り返すだけの楽ちんな一日でした。
難点がもしあるとすれば、工場作業は音が大きいこと。ただそれも、考えようによってはメリットです。というのは、気を遣って他の人と余計な会話をする必要もないからです。もし、歌を歌いながらでも誰に聞かれる事もないですし、ベルトコンベアーを眺めるだけで一日が終わるので、私にとっては大変気楽な仕事だと思えました。
                                   (10代女性)

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