仕事もラクだったオーナー夫妻の夢の雑貨屋

私はフリーター時代に、3年ほど雑貨屋でアルバイトをしていました。そのアルバイトが、学生時代(高校生・大学生)、フリータ―時代含め、一番楽な仕事でした。
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その雑貨屋は、オーナー夫妻の夢の店でした。店内は二人が海外で買い付けてきたレアな商品ばかり。なんでもお坊ちゃまとお嬢様のご結婚らしく、バイト代も高かったですしアルバイトなのにボーナスまで支給してくれました。今考えると、まさに夢のような職場だったと思います。
アルバイトの仕事内容ですが、お客様の接客とレジ、後はオークションの処理だけでした。本当にこれだけ?と思われるでしょうが、本当にそうでした。というのも、一人の年配女性が正社員としえ働いていてその方が毎日掃除をしたりディスプレイをしたりしてくれていたからです。その正社員の女性はかなり年配の女性で、元々は奥様の家で働いていたお手伝いさんだったそうです。ただ、若い子向けの雑貨屋なのに年配の女性だけがお店にいるのでは違和感があるということで、アルバイトを雇ったのだと話していました。
そのとき、フリーターとなりアルバイト求人誌でバイト探しをしていた私がたまたま応募し、採用になったというわけです。その当時の私は、大学を卒業後、資格の勉強をしながらフリーターをしていました。フリーターはとにかく時間と暇がたっぷりあります。ですから、私はその雑貨屋では毎日8時間、週6で働いていました。年配の女性正社員は私が出勤するよりもっと早く来ていてやるべき作業のほとんどをこなしていました。
その雑貨屋はオーナー夫妻の家とくっついていてその女性正社員も家で寝泊まりしていました。ですから、本当にアットホームな雰囲気。私にとっては本当に親みたいな存在でした。どちらかというと店舗は飾りで、売り上げのメインはオークションが窓口になっていました。マニア向けのレアな商品も結構あって、ときにはびっくりするほど高い値段で落札されることもありました。年配の女性正社員はパソコンの操作が得意で、梱包などもとても綺麗。オークションでの評価も高く、リピーター様も多かったです。
オークション中心で売り上げを上げるなら、パソコン1台あればできるので、お店をやる意味ってあるのかな?と時々思っていました。ただ、お店はオーナー夫妻の夢の城でその存在そのものに大きな意味があったようです。
お店に来るお客様はオーナー夫妻と似たセンスをお持ちの方々ばかり。もともと揃えているレアな商品に興味があって来店されるわけですから、一度にまとめて購入していく人が結構おられました。また、すごく高価でいかにも売れなさそうな商品を簡単に購入される方もいらっしゃいました。来店されるお客様の接客は交代で行っていました。人によっては年配女性が接客をしてくれたりします。若い人は私、中年~くらいのちょっと品の良いお客様は年配女性が担当していました。
こんな趣味で構えているような不思議なお店だったので、とにかく暇な時間が多かったです。しかも、オーナー夫妻も女性正社員も私が資格の勉強をしているのを知っていて、それを応援してくれていたんです。「暇な時間は勉強してくれていいからね。今年は資格試験、合格するんだよ!」と、勤務時間中になんと勉強をさせてくれていたんです。
「お店に頑張っている女の子がいるとそれだけで店内も明るくなるから!」と参考書を買ってくださったり、美味しいお菓子とかを出してくれたり。それだけ致せりつくせりだったので、お客様のなかには、私がオーナー夫妻の娘だと勘違いしている方もいました。そのくらい自然に立ち振舞いが出来て居心地の良いお店でした。
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残念ながら、オーナーご夫妻は海外に移住することになり、そのお店は閉めたことで私のアルバイト生活も終了しました。ちなみに女性正社員もご夫妻と一緒に海外へついていきました。不思議な関係だなぁと思いつつ、今となってはかけがえのないフリーター時代の思い出です。
   (フリーター時代の楽なアルバイト体験談 20代女性)

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