会社社長を車で送り迎えするだけのバイト

私が今までしたアルバイトのなかで一番楽だと思ったのは、外壁塗装を扱う会社社長を送り迎えする運転手の仕事でした。求人情報誌を見ていてそのアルバイトを知ったのですが、電話で応募すると、いろいろ質問をされた後「明日からでも来て欲しい」と言われました。
契約期間は3か月の短期アルバイト。どうしてその仕事の募集があったかというと、社長さんが免停になって運転できなくなったのでその間の運転手の役割となってくれる人材を急遽探していたとのことでした。そのため、社長さんも急いでいて面接もなしに電話で話しただけで即採用となったのでした。
実際に会社に行ってみたところ、私が若くしかも女性だったため、皆ちょっと躊躇された感もありましたが「とりあえず仕事始めてみてくれる?」と言われました。
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私は運転がもともと大好きで全く苦にならなかったので、その仕事は私にとってはとても楽な仕事だと感じました。
なんせ運転をするだけですから。
ドライブ気分であちこち行くことは普段からしていたことですし、運転中は社長さんとおしゃべりしているだけ。
人と話をするのも大好きだった私にとっては、それは遊びのようなものでした。
廻るのは、その会社のお客さん宅でした。小さな会社ということもあり、外壁塗装をするための下見や、すでに塗装を行った家のチェックなどをするために、社長さん自らもお客さんの家に出向いていたのです。そこでは、今まで全く知らなかった外壁塗装の仕事の内容を見せていただいたり、裏話を聞かせていただいたりするなど、とても良い社会勉強になりました。
仕事といっても、車の運転をして雑談をしていただけなのに、お昼は毎回おいしい定食屋に連れて行ってもらえていました。なんだかこんないいことづくめのアルバイトで良いのかなあ、と思ったほど、楽な仕事でした。
私がアルバイトをしていたその会社事務所には、社長さん以外には2人のパートさんと営業の男の人3人の従業員さんがいましたが、みなさんとても親切で楽しい方たちばかりでした。今から考えると、人間関係が良好というのも、そのアルバイトを楽な仕事だと感じた大きな要因だと思います。
外回りが終わって事務所に戻り、時間があると、社長さんを囲んで今後の営業活動について一緒に思案したりもしました。そこでは私のようなアルバイトの身分の者の意見も皆さん真剣に聞いてくれ、案を取り入れてくれたこともありました。また、アルバイト年末にはとても素敵な日本食のレストランでの忘年会にも招待していただき、私の送別会まで開いてくれたのです。
3か月という短い契約期間でのアルバイトだったのに本当にそこまでしてもらっていいのかなと恐縮したほどです。社長さんいわく、免停という苦しい期間によくやってくれてありがたかったとのことでした。私はこのアルバイトを通して会社に少なからず貢献できたのかなと思い、その言葉を聞きとてもうれしかったです。
車の運転が仕事である以上、決して暇というわけではありませんでしたが、私にとっては本当に遊んでいるのと同じようなものでした。また、仕事を楽だと感じるか否かは、働く環境や上司によっても違ってくることを知りました。
         (楽なアルバイトの体験談 20代女性)

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