住宅展示場での案内 楽なアルバイトでした

私は学生時代、週に3日住宅展示場でアルバイトををしていました。そのアルバイトが申し訳ないほど楽なアルバイトだったので今でも印象深く記憶に残っています。
428a602c0c8f496d6368e3f00e979591_s.jpg
当時通っていた大学が夏休みに入り、時間的に余裕が生まれたことから、お小遣いを増やそうと、かけもちでもう一つバイトをしようと思いました。もともと接客の仕事が大好きだった私は、人と関わることのできるアルバイトはないか探していました。そんなとき、アルバイト求人サイトでたまたま見つけたのが、「住宅展示場の案内業務」のアルバイトでした。
アルバイト求人サイトに記載されていた仕事内容を詳しく読んでみると、来場者にモデルハウスへの来店をお勧めしてアンケート用紙を書いてもらうというものだと分かりました。給与は日給計算となっており実働6時間(休憩1時間)で7000円と高時給。勤務日は土日と祝日のみで「大学生可」と書いてありました。
正直なところ、応募する前は疑心暗鬼でした。仕事は簡単そうなのに学生の身には高給すぎると思ったからです。ちなみに、私が当時レギュラーで働いていたファミレスの時給は800円でした。ファミレスのアルバイトはとにかく忙しかったです。注文をとり、料理をお持ちし、レジ打ちをして・・先輩やお客さんに怒鳴られることもあり、「仕事は厳しいものだ」と歯を食いしばって時給800円で仕事をしてきました。
それが、この住宅展示場バイトは、もし求人サイトの記載が本当だとしたらなんと楽なことか!来場者にモデルハウスの来店を勧めてアンケートを記載してもらうだけで日給7000円(時給換算で1000円)!?そんなおいしいアルバイトが大学生可のものであるわけないよ!と正直なところ思いました。何か裏があるのかも知れないと疑いつつも、それを知ることも社会勉強のひとつになるかもしれないと思い、半ば興味本位で、その住宅展示場での案内業務のアルバイトに応募してみました。
そしていざ迎えた面接!面接担当者が仕事内容をひととおり説明してくれたのですが、求人情報に書いてある以上の内容は何もなく、「お客様相手の仕事なので笑顔で丁寧に接してくれれば大丈夫ですよ」といわれました。しかもあっさりすぐに採用が決まり、8月という夏の暑い盛りに、私は住宅展示場でのバイトデビューを果たしました。


午前10時からの仕事でしたので最初ということもあり20分くらい前に現場に伺いました。私が配属されたのは大手の住宅会社の住宅展示場でした。モデルハウス内にある事務所で所長さんや正社員の方たちに挨拶をした後、仕事開始となりました。
メーカー名がプリントされたハッピを着用するよう手渡されましたのでそれに袖を通しました。大きくてまさに豪邸といった立派なモデルハウスです。部屋を見学させてもらえたのですが、間取りも家具のレイアウトも夢のように素敵でテンションが上がりました。
住宅展示場が開場は午前10時。その時間ぴったりに外に出て入り口でお客様へのお声がけを行いました。たくさんのメーカーの住宅が立ち並ぶ中、ぜひ足を運んでもらえるよう、笑顔でお声をかけました。所長さんも時々顔を出してくれました。
「お疲れ様!暑くて大変でしょう?」「水分しっかり取って下さいね」とか優しく気遣って下さって「お客さんが来ない時は日陰に座ってていいですから」とイスを渡してくれました。確かに真夏ですので外の仕事は暑かったです。ハッピを着せられているので余計に。しかし、そんなあたたかい心配りに暑さなど吹っ飛んでしました。
表から見えない日陰に椅子を置いてそこに座って待機。お客さんが通りに見えたらすぐ立ってお声をかけをする。そのサイクルが確立されました。ファミレスの仕事では終始立ちっぱなしで、フロアをめいっぱい走り回って先輩やお客様に怒鳴られて1時間800円です。それなのに住宅展示場のバイトはお客さんが来ない時は何もせず座ってるだけでいいとは!こんな楽な仕事があったんだ!と本当にびっくりしました。
住宅展示場でのアルバイトには、さらにもうひとつ、うれしい特典がありました。住宅展示場は多彩なイベントが行われているのですが、戦隊もののショーやサイン会の様子を間近で見れたことです。展示場内を1周する機関車トーマスに手を振ったり、縁日風の屋台でにぎわう様子を見て気分が上がったものです。
一度、悪天候で仕事が午前中でイベントが中止となった時がありました。日給制だったため、その日は2時間しか仕事していないのに7000円もお給料頂けて、申し訳ないような気持ちでしたが非常にありがたかったです。
そんなおいしくて楽なアルバイトだった住宅展示場でのアルバイトでしたが、冬場の寒い日に風邪を引いてしまい12月いっぱいで辞めてしまいました。それでも住宅展示場のバイトは今でもまたやってみたいな~と思うほど私にとっては申し訳ないくらい楽なバイトでした。
   (学生時代の楽なアルバイト体験談 30代女性)

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ

関連コンテンツ&スポンサーリンク