地方自治体の暇で楽すぎるバイトの話

数年前のこと、私はある地方自治体でアルバイトをしていました。
最初は慣れない仕事がきたらどうしよう?などと不安も感じていたのですが、メインの仕事は部長への「お茶出し」でした。他には夕方の新聞の閉じ込みや、コピーを頼まれる程度・・あまりに簡単すぎる仕事内容に唖然としました。
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上記のような仕事は常にあるものではありません。つまり、ほとんどの時間はやることがなくて暇という状況になりました。ですから、毎日出勤こそしていても、机に座ってぼんやりする日々を送ることになったのです。
もちろん、フロアの係を回って手伝ってほしい仕事がないか聞いて回りました。しかし、「バイトに頼むような仕事はないのよね」みたいな回答ばかりで・・結局、机に戻って再びボーっとするしかなくなるわけです。
そればかりか、その地方自治体の職場では仕事を早くすると上司からいろいろ言われました。「あまり根詰めないで」「ゆっくりやって」などとダメ出しがくるわけです。民間の会社では信じられないかもしれないですがそれが現実でした。何のために税金をつかってアルバイトを雇っているんだろう?と疑問に思ったものです。
仕事が遅くてミスをして怒られるのは分かりますが、正確かつ素早く仕事をして怒られるというのは初めての体験でした。
地方自治体の職場では特に親しく話す人もいなかったですし、暇つぶしに読めるような資料もなかったので、結局、毎日ただひたすらにボーっとしている毎日でした。1か月が経過した頃には頭の中がスポンジのようにすかすかになった気がしたものです。
ただ、同じような地方自治体でも、ものすごく忙しい職場もありますし、同じ地方自治体のバイトでも仕事に追われ走り回っているようなスポットもありました。配属される係によってこれだけ仕事量の落差があるのに、同じバイト料かと思うとどうにも釈然としませんでした。
同じ職場には楽で暇な状況が好きな人も当然いて、そういう人は居眠りをしたりおしゃべりをしたりしてそれぞれ快適に仕事をしていましたね。しかし。私の場合、そういった状況は逆に苦痛でした。仕事をしにせっかく職場に行っているのに、張り合いがないといいますか。時間給で仕事をこなしてお金をもらっているのですから、何もやるべき仕事がないというのは耐えがたいことだったのです。
「暇すぎるアルバイト」や「楽で簡単すぎる仕事」は人によってはは楽でラッキーと思うかもしれません。しかし私の場合、それは、決して楽しいものだとは思えませんでした。仕事というものは、ほどほど忙しいくらいがいいのかなとふと思いました。
                                  (60代女性)

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