インターネットが発達した現代においては、自分に合った職場に就くためには、求人情報サイト、派遣会社、ハローワークインターネットサービス、転職エージェントなど求人媒体をうまく活用することがキーになってきます。
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小学生に宿題をさせるだけのバイト

当時、大学生だった私はボランティア活動をしていたこともあり、さまざまな業種の方と交流がありました。中には社会人になってからもそのボランティア活動をしている人も少なくなく、当時貧乏学生だった私に色々なアルバイトを経験させてくれました。
そんな心優しい方々の中に、ボランティア活動をしておられる共働きのご家庭がありました。そのご家庭には小学生になるお子さんが1人おられたのですが、夏休みになると長い時間お家で一人ぼっちになってしまうという事で、夏休み期間中、朝から夜まで面倒を見てくれないかというアルバイトをもちかけてくれました。
アルバイトの条件は、朝の8時にそのご自宅にうかがい、18時過ぎに奥様が帰宅されたら終了というものです。唯一託されたことは「夏休みの宿題を必ず1時間させること」だけ。ボランティア活動の中で何度も顔を合わせたお子さんなので何も気遣いもなく、私のアルバイトはスタート。
私が住んでいた場所とは結構離れた場所にそのご家庭はありましたので、6時半ごろに自宅を出発し電車で通勤(?)。最寄り駅で下車してコンビニで昼食やおやつを購入し、そのご家庭へ。
ただ家にいるだけでは申し訳がないので、慌ただしく出かけられた奥様の代わりに台所の洗い物や部屋の掃除をお子さんと一緒に行い、部屋をきれいにするのを朝一番のお仕事として行いました。その後、日が高くなる前にとお子さんを急かせ夏休みの宿題に入ります。
小学生に宿題をさせるだけのバイト
ただ、やはり小学生だけあって、落ち着いてなかなか宿題をしてくれません。
私がそんなお子さんのやる気を喚起する為にあみだしたのが「スタンプ作戦」です。1時間勉強をするという目標以外に「どの教科のドリルを何ページ」と決め、それができればスタンプを1つ押してあげるのです。
そして、3つスタンプをためれば小さなお菓子を1つ、10個ためれば近所のスーパーにお出かけしてソフトクリームをプレゼントするというものでした。
物で釣るような企画でしたが、お世話になっているご夫婦からいただくアルバイト料を少しだけ還元するという気持ちと、懐いてくれるお子さんに何か買ってあげたいという気持ちがありました。そんな気持ちが分かっているのか、単に景品(?)が目的なのか分かりませんが、お子さんは一生懸命宿題に取組み、ご夫婦が驚くほどの期間で宿題を終わらせてくれました。
宿題が終われば後は自由時間となります。一緒に図書館へ行くこともありました。お子さんが友達の家に遊びに行った時は一人でテレビをみたり昼寝をしたりして過ごしました。そんな楽で暇なアルバイト生活を土日を除く1か月間体験させていただき、さらに学生にしては十分すぎるお給料をもらいました。あまりの申し訳なさに洋菓子のセットとお子さんへ文房具のプレゼントを購入した記憶がよみがえってきます。
今考えれば、よそ様のお子様と一緒に過ごすというのは、緊張するはずのアルバイトでした。しかし、厳しい決まりもなく夏休みの宿題をやらせればあとは自由という夢のようなアルバイトの体験でした。
                                  (40代男性)

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