就職面接モニタリングの仕事の話

私は派遣会社から紹介された仕事で、あるマスコミ会社の受付業務をしていたことがあります。
その派遣の仕事の舞台はそのマスコミ会社の採用面接でした。契約は短期の派遣社員。その業務は、採用面接にやってくる学生たちをチェックするというものでした。予約した面接時間、受付時間にやってくる学生をチェックして記入をするシートを手渡します。面接前にシートを受け取り、面接会場に案内をするという簡単な業務でした。
ちなみに、派遣の受付業務といえど採用される条件として「5年以上の社会人経験」が必須でした。なぜ5年以上の社会人経験が必要かというと、受付にやってくるリクルーター生の態度や話し方を第一の面接段階のポイントとして私が見極める役割も担っていたからです。
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例えば、誰かと話しながら受付へやってきたり、電話をしながら受付をしたり、上から目線の態度であったり・・。色々な学生がいます。
そういった学生は面接の時間でなかったとしても、採用する側としてもあまり印象は良くないわけです。
一方、きちんと目を見て挨拶をして名前を言える生徒や、挨拶をしてキレイな文字で名前を記入する生徒は好印象です。
実のところ、面接は面接が始まる前からスタートしているのです。私が第一段階で生徒を見極めていることも知らずに、入室した会場で思い思いに雑談したり、黙々と携帯画面を見たり・・一方で、一生懸命面接の練習を用紙を見ていたり、集中していたりする生徒もいて、とにかくさまざまでした。
就職試験はその後の人生を決める第一歩です。頑張れ~と応援したくなる人もいれば、この生徒は採用したくないなという人もいて、どのような行動をしているのかしっかりとチェックさせて頂きました。
女性のリクルーターもしっかりチェック。例えば、お手洗いでの様子も大切です。どれだけ周り人に気を配ることができるか、ここもポイントです。ドレッサーコーナーで化粧を念入りにして、化粧直しを待っている他の人にも気に掛けない・・・そんな人も私は見ていました。
一方、使い終えた洗面を自分のハンカチでふき取り退出していく人は好感が持てます。そんな人の事もしっかり観察して全て会社側に報告をしていました。
私のやっていた派遣の仕事はいわば「就職面接受付モニタリング」です。採用する側の第一歩の受付。この仕事を通して、人の振り見て我が振り直せという言葉を噛みしめました。
仕事としてはストレスもなく楽でした。逆に人を「見る」という仕事でそれまで経験したことがないことで楽しかったです。時給は¥1500円以上もあり短期の派遣のお仕事にしては高時給でオイシイお仕事でした。
                                        (30代女性)

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