施設での夜間警備員のアルバイトは楽

私は大学に通っていたとき、オフィスビルで夜間警備員のアルバイトをしていました。夜間警備員というと、強盗や不審者などに出くわして危険が伴う仕事に思いがちですが、私がアルバイトをしていた2年間にそういった事は一件なく、平穏無事に勤めあげることができました。
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その警備会社では、夜間警備の仕事は、交代のシフト制になっていました。
私は週に3回程度、指定された施設に出向き、主に平日の21時~翌朝5時に働いていました。
人手が足りない時はそのまま昼12時まで時間を延長して働くこともありました。
夜間警備員の仕事は仕事自体はとても簡単で、警備員未経験だった私にもすぐ覚えることができました。その仕事内容は大きく分けると、「入館退館の管理」、「フロアの見回り」「施錠の確認」でした。いずれも簡単ですぐに終わってしまう作業でした。それ以外の8~9割くらいの時間帯というと、警備室でひたすら「待機」でした。「待機」といっても、不審者が建物に侵入するなどよほどのことがないわけで、実質的には自由な休憩時間と化していました。
施設での夜間警備員の仕事は、基本的に2人体制で行っていました。仕事量としてはひとりでも余裕でできるものではありましが、もし何か起きた時に備えてということでした。仮眠は公式に認められていましたので、相方と交代で仮眠室で寝たりもできました。
警備室には、何も暇つぶしできるものが用意されていなかったので、最初はやる事がなさ過ぎてつまらない思いでした。ただ、だんだん仕事に慣れてくると、暇な時間の活用法をいろいろ編み出すようになっていきました。私の場合、携帯電話でYouTubeをみたり、ゲームをしたり、音楽やラジオを聴いたりしていました。
勤務中はアルバイト2人以外はいないわけで誰も咎める人もいませんでした。ですから、正直やりたい放題でした。警備会社自体も緩いところで、見回りや施錠チェックの管理表、最後に書く日誌など、やるべきことを最低限やっていれば、あとは特に何も言われませんでした。というよりは、他人に迷惑がかかるような事でなけれざ基本的に黙認というような自由な雰囲気があったように思います。
一度だけ、テナントで入っている会社の社員さんが深夜残業後に帰宅する際、フロアのキーボックスが壊れてしまい、対応をしないといけない事態になったことがあります。その時は、鍵を保守管理をしているメーカーの深夜窓口に連絡して来てもらい対応しました。不測の事態が発生したといえば、2年間の勤務のなかでそのくらいのものでした。その時も、機械の修理などは自分でする必要はなかった(というよりはできない)ため、やったことは電話連絡をしたくらいのものでした。
不測の事態が何か発生したときは連絡対応窓口が予め決まっていて、冷静にマニュアルの通りに対応すればいいだけです。全く難しいことはありませんでした。ただ、連絡や報告は徹底するように常々言われていました。
施設での夜間警備員のアルバイトは、深夜手当が含まれることもあってか高めで、勤務開始日から時給1000円以上、定期的に昇給もありました。私の場合、最終的に警備会社を辞めるときには、時給1200円くらいまでにあがっていました。ほとんど仕事という仕事をしていないのに時給1200円というのは、破格の待遇でした。
施設での夜間警備員の仕事は、あまりに暇で退屈な仕事なので、仕事にやりがいを求める方には不向きかもしれません。ただ、少なくとも私にとってはこれほど楽で割の良いアルバイトは他にありませんでした。
 (楽なアルバイトの体験談 30代男性)

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