暇すぎた、ソフトウェア開発会社事務

私は外資系のソフトウェア開発会社の事務の仕事をしていたことがあります。雇用形態は、長期の派遣社員でした。その派遣事務の仕事なのですが、今考えても一体何のために人材を雇ったんだろう?と思うほど暇で楽な仕事でした。
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私が派遣されたそのソフトウェア開発会社は、ほとんど仕事がないにも関わらず、オフィス内には、受付兼総務、営業部、開発部、などと名前のついた部署がありました。そしてそれぞれに一名ずつの派遣社員が配置されていました。それぞれの派遣社員にはきちんとデスクも与えられており、各デスクには電話も設置されていました。私が配属されたのは、営業部だったのですが、こちらもパーテーションできちんと区切られている素晴らしいオフィスでした。
私はその会社で営業部のアシスタントとしてお仕事をすることになりました。ただ、アシスタントといっても営業部の人が出かけてしまうと、アシストする仕事が全くありませんでした。他の部署も似たように仕事量が少ない状況でした。ですから私たちそのオフィスで働く女性派遣社員は3人で自然とおしゃべりするようになり、その時間がだんだん長くなっていきました。
私がそのソフトウェア開発会社に派遣されてから、アシスタントとしてやった仕事といえば、たまにボスや営業の人から頼まれるドキュメントのコピーくらいのものでした。それも一応は事務の仕事といえばそうですが、わざわざ人を雇ってまでするような仕事だとは到底思えませんでした。たまに来客があったり、アメリカから電話がかかってきたりしていましたが、それらは総務のスタッフが全て対応していて、私たち派遣社員に仕事が廻って来ることはありませんでした。
何もやる仕事がなかったので、上司に何かやることはないかと聞いたことがありました。すると、開発中のソフトウェアがどんなものかということが書かれたドキュメントを読むよう指示されました。私はそれを読んでいたのですが、その後、そこで得た内容が仕事につながっていく様子はありませんでした。
ちなみに、私が派遣されたそのソフトウェア開発会社のボスは外国人でした。外国人であるとはいえ、日本語も堪能だったため私たち派遣社員たちはほとんど英語を使う必要もありませんでした。そもそもボスはほとんど外出してオフィスにおらず、たまに戻ってくると、みんなでお昼を食べに行きました。そんな日の私たち派遣社員の仕事は、ボスのおしゃべりに付き合う会食という感じになっていましたね。
はたらこねっと
あとは、静まり返っている事務所にただ座って窓の外を眺めていました。本当に暇で暇で仕方ありませんでした。営業スタッフはほぼ外回りで不在で、戻ってくると息抜きに私たちとおしゃべりをするだけで、仕事の話はあまりありませんでした。
今考えても、そのソフトウェア開発会社はこれまでした派遣の仕事の中で、一番仕事量が少ない派遣先だったと思います。あまりに暇で楽な仕事だったので、「これでお給料をもらって良いのだろうか?」と毎日のように考えていましたね。ちなみに、その派遣先のソフトウェア開発会社に半年ほど勤めましたが、ある時突然契約を打ち切られてしまいました。まあ、当たり前と言えば当たり前ですが、何だかモヤモヤした気持ちが残りました。
派遣の仕事の中には、とても忙しいオフィスとこのようにほとんど仕事がないオフィスがあります。実際に仕事がどれくらいあるのかなど事前に派遣会社に確認しておくと良かったかなと思いました。
   (暇で楽な派遣の仕事の体験談 20代女性)     

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