暇すぎる外資系保険会社の派遣業務

私は正社員になる前、3か月ほど、派遣登録をする形で外資保険会社の総務で仕事をしたことがあります。その外資保険会社は立地も良く、社内のセキュリティはじめ日本の保険会社よりも数歩前を行くような雰囲気の会社に思えました。ところが・・
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その外資保険会社で働くことになった派遣社員の私に課せられた仕事内容は電話対応、備品の発注、郵便物の配布・回収でした。総務部には、50代の正社員の方が5名在籍しており、正直、何故私が派遣として採用されたのか分からない状態でした。というのは、どう考えても私を含めて6人でするような仕事量ではなく、何もやることがない暇な時間が大量に発生していたからです。
勤務を重ねるうちに周りの方達とも慣れてきて、色々と雑談を交わすようになってきました。そんなとき、私が派遣社員として採用された理由を周囲から少しずつ教えてもらえるようになりました。
それは、総務部で働く正社員の人々が夏休みを取りやすくするためというものでした。私は6月~8月までの採用だったのですが、世間でいう夏休み。その夏休みを交代で取ればよいものを、たまたま休みを希望する時期が皆重なっていたというのです。
それも何だかなあと思いましたが、あきれてしまうような話もいろいろ耳にしました。例えば、勤務時間内に病院へ通いたいから交代で中抜けをするのに、5人はいないと仕事が回らないから困るのよという、思わず「へ?」と言ってしまうお話。普通考えて、病院は、早退するなり休暇をとってから、もしくは勤務後に定時で上がっていくものだと思います。外資系だからかは分かりませんが、そういった考えを皆持ち合わせていなかったのです。
私は派遣社員として3カ月という期限付きでの採用だったので、心の中ではなんだ?この会社は・・・と
思いながら仕事をしていました。仕事が楽で暇な状況はありがたいといえばありがたかったのですが・・。5人でも十分できてしまう仕事量をわざわざ派遣社員を雇って6人体制でやっているというのは最後まで理解できませんでした。会社自体は「外資なのでそんなに束縛しません」というお話でしたが、少し外資の意味を誤解しているのではないのかな?と思ってしまうくらいの会社でした。
私の周りの皆さんはお茶を飲みながら「忙しい」「忙しい」を連発しながらも、定時でさっさと帰って
いました。忙しいといっても、お茶を飲んだり、お菓子をつまむ暇つぶしの時間は十分すぎるほどたっぷりあるのに・・。いざ、パソコンに向かう時になると忙しく感じてしまうのか?私の中では何だかもやもやした消化できない日々が続いていました。
7月半ばに派遣先からその外資系保険会社勤務の延長のお話をいただきました。ただ、私としてはこの会社は自身をダメにすると思いましたし、9月からは正社員が決まっていたのでお断りをしました。派遣だったので、アルバイトに比べると時給は本当によかったのですが、どうやって暇な時間を潰したらよいのか分からずそれが悩みになっていたのです。
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ちなみに、その年の年末、その外資系保険会社は日本から撤退しました。保険の契約件数が伸びなかったのに、経費が膨らみ過ぎたのが要因のひとつであるとのことでした。そりゃそうだ・・と思いながらその日の新聞を読んだことを思い出します。
   (楽な派遣の仕事体験談 40代女性)

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