暇すぎる高級志向の回転寿司バイト

私は学生時代~フリーター時代にいくつかのアルバイトを経験しましたが、高級志向の回転寿司店でのアルバイトがとても楽でした。その回転寿司店は、ショッピングモール内に入っている店舗には似つかわしくなく高級志向ということを売りにしていました。
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回転寿司店といっても高級素材を使っている分、値段は高めでしたが、鮮度がよく味はなかなか良かったです。ですから常連さんは少ないながらいましたが、暇な時間が多かったですね。お客さんはパラパラ来る程度でそれでも店が存続していたのは、近隣にお寿司の店舗がなかったからだと思います。
しかし、そんなある日、ショッピングモールから道路を1本隔てたところに、回転寿司の有名チェーン店がオープンしました。私がアルバイトをしていた回転寿司屋の半値くらいの値段でお寿司が食べれてしかも種類豊富!傍から見ても魅力的な店舗だと思いました。
回転寿司の有名チェーン店が近くにできると聞いたとき、なんだか嫌な予感がしたのですが、それは的中しました。常連さん含めたお客さんの多くはその有名チェーン店に流れるようになり、閑散とした状況になったのです。
ただ、そんな状況になっても、店長は焦ることもありませんでした。「今日もお客さんこねえなあ。梅雨の時期だからかなあ」なんてのんびり言っては調理スタッフらと雑談をしていました。チラシを通行人に配るなり、得なクーポン券をつくるなり、何らかのことはできたように思うのですが、店長は職人肌ということもあってか何らかの対策にでることはありませんでした。
結局、私も含め、誰もその危機的状況を何とかしようと言い出しませんでした。毎回のようにお客さんが来ない暇な時間が過ぎていきました。そんな暇な時間を私たちはこともあろうに、雑談をしているか、ボーっとしているか意味もなく床の掃除をしているみたいな日々を送っていたのでした。
同僚にあたるアルバイトスタッフのなかには「ほんと楽なアルバイトだよな」「金稼ぎって楽勝楽勝」と笑って話している人もいました。しかし、そのような状況が長続きするわけもありません。ブーメランの如く返ってきたのです。結局、2か月くらい経ったとき店長から呼び出され。「売り上げが激減したので申しない」と私たちアルバイト立ちは全員はリストラされました。そしてそれから半年くらいして店自体も閉店したと聞きました。
暇で楽なアルバイトとは、そのときは楽でラッキーだと思うかもしれません。しかし、経営や仕事のやり方に何らかの問題がある場合があったりもするので注意が必要です。私の場合、ラクな状況に甘んじてしまい、リストラされてからそれに初めて気が付きました。
    (楽なアルバイトの体験談 30代男性)

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