暇でラクだった市役所臨時職員の日々

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私が今までにやった仕事の中で、特に楽な仕事だと思ったのは市役所の臨時職員の仕事です。
市役所臨時職員の仕事内容は、正規公務員の補助的役割を担うというものでした。デスクワークが中心で、簡単な文書の作成や書類のチェックが中心でした。

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上司から与えられた仕事は、どれも簡単な作業ばかりだったことを覚えています。
市役所での仕事は、民間企業のように次々と仕事を開拓していくという感じではなく、与えられた仕事を期日までに受身的に淡々とこなしていくという雰囲気でした。
採用されてから仕事に慣れるまでは、私は少しでも市役所に貢献しようとてきぱき仕事をしていました。
ただ、「私、なんだか浮いている!?」と感じ、次第にのんびりと作業をするようになっていきました。というのは、あまり一生懸命仕事をこなしたら、逆に気まづくなってしまっていたからです。
勤務がスタートしてからしばらくの期間、私は良かれと思って、与えられた仕事を全力でこなしていました。ただ、それはあまり職場に適した働き方ではないということが徐々にわかってきたのです。
臨時職員は「○月○日までにこの文書作成をお願いします」みたいな形で正規公務員の上司から仕事の指示を受けます。
ただ、その期日にはかなり余裕があり、与えられた仕事を全力でこなしたら、手持無沙汰になってしまうことがほとんどしでた。暇になったら、次に何かやることがないかと正規職員に聞きに行くわけですが・・。
民間企業なら「では次これやって」「これもよろしく」みたいか形で次々と指示が飛んでくるでしょう。
しかし、市役所では大抵は、「今のところないですね。また指示しますので待っていてください」みたいな回答ばかりでした。
そもそも正規公務員の人々も暇しているので、その補助的な役割を担う臨時職員となると、仕事量が非常に限られてくるというわけなのです。
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やることがない暇な時間は、ただぼーっとしているしかありません。それは楽といえば楽なのですが、私の場合、気まずいと感じていました。住民さんたちの目もあることですし。
周囲からするとサボっているように見えるかも?みたいなことをいろいろ考えてしまっていたのです。
そんなことからも、市役所での臨時職員の仕事は、与えられた仕事は決められた期日をきっちり使ってこなすことがベストだということを学びました。
もちろん、期日を過ぎてしまったり遅刻や無断欠勤をするのはNGですが、あまり速くこなしてしまうのも望ましくはないということです。
私の所属していた課がたまたま暇だったのかもしれません。ただ、他の課に所属している臨時職員の子と食事をしたとき「私読書をしているよ」という話を聞いたこともあります。
話を聞くと、その子も、勤務時間中、暇な時間が多く発生するとのこと。それを上司に相談したところ、「読書くらいならしていていいよ」と言われ、暇な時間には本を取り出してきて読んでいるのだというのでした。
公務員の仕事はラクだとよく耳にしますが、それは確かに合っているなと思いました。とりわけその補助的な役割を担う臨時職員の仕事は本当に暇でラクです。
そんな楽な仕事とせっかく巡り合った私ですが、いろいろ考えた末、2年目は更新しませんでした。
どうして更新しなかったのかというと、続けていてもステップアップできないという空気感を感じたからです。
長く勤めようが責任ある仕事を任されることはありませんし、仮に高い成果を挙げたとしても評価されることもありません。ましてや正規職員に採用されることなど永久にありません。
当時の私はまだ若く、仕事を通してスキルを磨いてステップアップしたいという気持ちを多く持っていました。ですから、市役所の臨時職員を辞めた後は、民間の企業に転職をしました。
市役所を辞めた後に勤めた民間企業の仕事はやりがいはありました。ただノルマ、残業、人間関係・・といろいろなハードルがありました。
そんなとき、のんびりしていた市役所での仕事を懐かしく思い出すことがしばしばあったことを覚えています。
  (楽な仕事の体験談 40代女性)

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