暇で楽すぎる電話番バイトの話

若い頃、友人の紹介で、社長一人だけのオフィスの電話番をしたことがありました。そのアルバイトを始める前「簡単なバイトなので」と言われていたのですが、それを通り越して、楽すぎる仕事でした。
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その仕事内容とは、電話を待っているだけというものでした。一応オフィッスにはいるものの、電話がかかってくるのはほんの時々で、もしかかってきたら電話を社長に取り次ぐか、社長の不在時にはメモを置いて後でかけなおす旨を伝えるだけのものでした。
ちなみに社長は殆ど出かけてオフィッスにいませんでしたので、大抵はオフィスには私一人。つまり・・本を読もうが何をしようがお構いなしという、楽すぎて暇すぎるアルバイトでした。
社長が一人で、自ら開発した商品を営業し設置工事もしていたのです。さすがに電話番までは自分ひとりではできないから人を雇うという状況だったのでしょうが、今では考えられないほど呑気な時代でした。
それ以外は本当に、どうという事の無い仕事で、勉強していようが何をしていようが自由でした。しかも電話番以外に特に事務仕事も一切ありませんでした。こんなに楽で暇なアルバイトだったのに時給はまずまずよかったです。いずれにせよ、仕事の内容からすると破格だったのは事実です。
本当の短期バイトでしたし、辞めるときは引き止められましたが、最初の約束の期間で辞めました。楽して出来る仕事だけに若かった私は何気に物足りないと感じたからかもしれません。私は別段真面目人間ではありませんし、むしろ怠け者です。ただ、やはりあまりに暇で楽すぎる仕事というのはちょっと後ろめたいなあ・・と感じたアルバイト体験でした。
                                (40代女性)

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