暇で楽だった書店でのアルバイト

私は高校3年生の終わりから大学を卒業するまで4年近く、ある書店でアルバイトをしていました。駅ビルに入っている大型チェーンではなく、個人経営の駅前にある書店でした。
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勤務時間は17時から23時までで休憩なし、とやや長めの労働時間でした。降車人数がそれなりにある駅だったので、帰宅ラッシュになる18時半から19時過ぎくらいまでは来客がやや多くレジ業務に集中する必要はありました。
しかし、それ以外の時間帯というと、本当に暇で、本を陳列したり、整理することで時間を潰していることがほとんどでした。
その書店の1階は雑誌、文芸書、文庫、旅行本などが置いてあるので常にお客さんがいらっしゃいました。しかし2階は専門書、参考書、児童書、写真集などが置いているものの、お客さんが誰もいらっしゃないこともしばしばありました。ですから、そんな時は本の整理整頓をしつつ、興味を持った本を少し読んだりすることもできました。
例えば、子供の頃に読んだ懐かしい絵本や語学の本など、自分で買うほどでないけれど目に留まる本を読むことができました。また、冒頭を少し読んでみて面白そうだと思った本はプライベートで来店したときに購入して続きを読むこともしばしばありました。あと、在庫がなくてお客さんがわざわざ注文するような本では珍しいものがたくさんあり、こんな本もあるんだと発見できることがあったのもこの書店のアルバイトをして良かったと思った点です。
書店アルバイトでの仕事内容は、レジ打ちや本の整理整頓、お客さんから頼まれたら本を検索し探して持っていくのがメインでした。文字で書けばいろいろ大変だなあと思われるかもしれませんが、難しいことは全くありませんでした。
力仕事はあるにはありますが主に男性スタッフが担当していました。とはいえ、店内には荷物用のエレベーターもあるのでそんなに重労働ではなかったと思います。
在庫のない本を取り寄せる業務は責任もありやや複雑ですが、私たちアルバイトスタッフがやる範囲は限られていました。お客さんの受付をして伝票を起こすことまでで、書店や取次店の在庫確認、注文などは、社員の方が全てやっていました。
私が働いていた書店では、アルバイト仲間は大学生が多かったです。同世代でしかも本が好きな人が多かったのでとても仲が良く、プライベートでもよく遊びに行きました。
時給があまり高くないのと紙を扱う仕事なのでハンドクリームを塗らないと手の水分が奪われるのが短所ですが、それ以外は快適で良いバイトだったと今でも思います。
                    (30代女性)

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