某エアコンメーカーで修理受付バイト

これまで私がやった中で、精神的に最もキツかったアルバイトは、エアコンの修理受付に関するテレアポのお仕事です。2ヶ月間の短期バイトで、電話の受信業務で時給1200円とかなり高額な時給が魅力的でした。また、1日8時間勤務で日勤帯の仕事という点も、条件が良いと感じました。
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「多分、楽な仕事なのだろう」そのときはそう思いました。短期の仕事なので保険やカード会社のテレアポの仕事みたいに分厚いマニュアルを覚える必要もないでしょうし、冷房が効いたオフィスでのデスクワークなので楽な仕事だろうと想像できたからです。「楽にのんびり仕事ができるぞ~」当初はそう思っていました。ところが、実態は・・・。
面接はすぐに終わりました。短期スタッフを大募集していたこともあってか、履歴書を出してシフトについて確認するといった感じでした。即採用となり始めは幸先のいいスタートだと思いました。
その仕事内容は、夏場に某エアコンメーカーでの修理受付の仕事でした。お客様からかかってきた電話に対して先方様の個人情報を聞き、故障の内容と修理希望日を聞いた上で折り返し電話をかけるといったものでした。それだけならまだ楽な仕事の範疇に分類されるかもしれません
ただ、そこには問題点がありました。実際に修理に行く技術スタッフの都合をもとに修理日の日程は調整するんですが、そこには明らかに無理がありました。というのは、技術スタッフの予定は既に先まで埋まっていて、早くても修理に行ける日にちは平日なら電話を貰った翌週以降、土日希望なら2週間程待ってもらうことになるという状況だったのです。
それを電話で説明するというのは予想以上に困難なことでした。というのは、普通に考えて夏にエアコンが故障したら、今日中あるいは遅くても明日までに修理に来いってなるからです。それが翌週~2週間後となると、お客様が激怒するのは当たり前だと思います。しかし、その点は会社としては、お客様の都合よりも目先の利益を優先していたのです。ですから、私たちテレアポのアルバイトは、修理受付の電話というよりクレーム受付に限りなく近いモノがありました。
とはいえ、仕事ですから会社の指示通りにやるしかありません。マニュアルに従って、電話の応対をしました。中には穏やかに電話をしてくれる方もいましたが、大半のお客様は暑い最中にエアコンが壊れてイライラしていました。その上、修理に行くのに少し時間がかかることを伝えるわけですから多くの人が不機嫌になりました。中には、ビックリするくらいキツイ言葉を投げつけてこられる方もおられました。
「購入してからさほど年数が経ってないエアコンがこんなに簡単に故障するなんて、不良品ではないのか!?」「新しいのに取り替えろ!」なんて怒鳴りつける人もいました。結局1日8時間の勤務時間のほとんどが謝りっぱなしでした。クレーマーの電話に運悪く当たったら1時間くらいずっと同じ相手の愚痴を延々聞く羽目になり、精神的にスゴクキツイアルバイトでした。
短期スタッフ大量募集だったのに関わらず、次々とスタッフは辞めていきました。結局、人手が足りなくなり、電話対応が回らずにお客を待たせることになり、さらに相手の怒りを煽るという悪循環に陥ってしまっていました。私は契約期間である2ヶ月間、そのコールセンターに我慢して勤務しましたが、精神的にボロボロになりました。楽な仕事だと思って始めたエアコン修理対応のテレアポの仕事。しかし、実質的にはクレーム処理で、今でもそれがトラウマとなり、誰かから電話がかかってくると胃が痛くなります。
 
    (楽そうに思えて精神的にキツかったアルバイトの体験談 20代女性)

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