楽なコンサートチケット販売の電話受付

私は学生時代、楽なのに割りの良いアルバイトをしたことがあります。それは、コンサートチケットの電話受付のアルバイトでした。
勤務条件は、3時間勤務で日給は3000円。時給換算すると当時の私にとっては良いアルバイトでした。電話受付ですから、椅子に座っての作業ですし、体力も使いません。
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また、覚えることも多くなく、電話がかかってきたらコンサートチケット代の振り込み方法などをマニュアルに沿って説明するだけです。
そのコンサートチケットの電話受付のアルバイトは、週末中心の単発アルバイトでした。私は平日は他のアルバイトをしながら、土曜か日曜にこのアルバイトを月に何度かしていました。
確かに忙しいときはなかったわけではありません。それは人気アーティストのコンサートチケットを扱う日です。そうなると、電話が鳴りっぱなしで、ひっきりなしに電話に受けては説明し、切った途端またかかってくる、というパターンが続きました。しかし、その場合、考えようによってはオトクなのです。
というのは、コンサートチケットは枚数に限りがあるため、予定枚数に達すると私たちの仕事も終わりなのです。つまり、勤務時間よりも早く仕事が終われば早く変えることができたのです。その場合でも日給は変わらず3000円なので、仮に2時間でチケットが完売してしまえば、時給は1500円ということになり、お得感が増すわけです。ちなみに、超人気アーチストのコンサートチケットを扱ったときは、1時間ちょっとで販売終了することもありました。そのときはさすがに忙しかったですが、時給計算すると3000円になるので、かなりオトクでした。
しかし、上記のような人気アーティストのチケットを扱う場合、とにかく説明をし続け、同じ話をし続けなければならないので、大変な面は確かにあったのは否めません。ただ、そういったときばかりでもないのが、このアルバイトの魅力です。
その逆のパターンの場合、つまり、マイナーなアーティストの受付の日のときは本当に楽ちんでした。ある日の勤務では、3時間の勤務時間の間、電話を受け付けたのはわずか5件というときもありました。
その日は、オペレーターの人数をもともと少なくしてあるため、電話が鳴らないとは言え、勤務時間が大して短縮されることはありませんでした(結局、2時間は待機して終了となりましたが)。2時間でたった5人のお客の電話に対応しただけで日給3000円ということを考えると、とてもとても楽でおいしいアルバイトだなと思いました。
しかもその日、電話が鳴ったのはアルバイトの勤務時間が始まって最初の30分だけでした。その後は、鳴らない電話をただ眺めながら、椅子に座って待機していました。その間、他にやるべき事務作業もありませんし、人気アーティストと違い、もう電話は鳴らないであろうということが感覚的にわかるため、精神的にも余裕を持って待機できたように思います。
なお、電話受付というと、クレームを言ってくるお客への対応が大変なのでは?と思われるかもしれませんが、全くそんなことはありませんでした。というのは、コンサートチケットの受付電話には、チケットを熱望している人がかけてくるからです。お客さんは、「つながった!」という喜びでいっぱいになるため、ほぼ例外なく、こちらの説明はとても素直に聞いてくれたのです。ですから、電話でクレームを言われたということはほとんどありませんでしたね。そういった面でも、コンサートチケットの電話番のアルバイトは、とても楽でおいしいアルバイトだったと感じています。
                                 (30代女性)

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