私がラクすぎる居酒屋のバイトを辞めた理由

私は現在、飲食業界で働いています。今まで数々の飲食店で仕事(アルバイト、正社員を含む)をしてきましたが、そのなかで1番楽なアルバイトだと思った職場のことを書いてみたいと思います。
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それは随分昔の話になりますが、大学生のときに経験した居酒屋でのアルバイトです。何気なく求人広告を見て、待遇や交通アクセスが良いなと思い応募することになりました。無事に採用となったその居酒屋は繁華街の一角にありました。
私のそれまでの経験上、だいたい求人広告に書いてる内容というものは実際よりも見栄えよく書いているもの。働き出したら「そんなはずじゃなかった・・」というケースが多いのが現実のところだと思います。ですから、忙しくて辛い思いをすることは覚悟でそのアルバイトにのぞみました。
そして緊張のアルバイト初日を迎えました。その居酒屋は大学生がメインに働いている職場で、社員は店長ひとりのみ。それ以外はアルバイトでした。調理場は店舗の最奥に位置しており、客席からは一切見えませんでした。調理場に入ると、先輩にあたる大学生のアルバイトの人に「〇〇さん、タバコ吸う?」と聞かれました。思わず、「はい。」と答えました。すると、「じゃあ、ここでどんどん吸ってくれていいから!」と言われました。
「え?調理場でタバコを吸っていいの?」と内心思いましたが、ヘビースモーカーだった私にとって助かることでした。また、違う先輩からは「喉乾かない?」と聞かれました。「ちょっと乾きました」と答えると、「じゃあ、ここのドリンクは飲んでもいいから。遠慮なく飲んでよね」と言われました。まぁだいたいどこの飲食店にも賄い用のお茶はありますが、ジュース飲み放題はビックリでした。至れり尽くせりだな、と感じた私の初日のバイトが終わりました。
そしてアルバイト2日目の出勤日を迎えました。その日は大学の授業がなかったので、私は朝からのシフトに入りました。その居酒屋はランチタイムも営業しているお店だったので、仕込みの手伝いをしました。繁華街にある居酒屋なので、仕込みも大変だろうと想像していました。ところが、1時間もかからないぐらいで終わってしまいました。私は何かすることがないかと先輩のアルバイトスタッフに聞いたのですが、「もう終わったし、まぁタバコでも吸ってゆっくりしといてよ」という返事が返ってきました。
この日はたまたま仕事が少ないのかな?と思ったのですが、そうではありませんでした。次の日もまた次の日もやることがほとんどない日がつづきました。ただタバコを吸っているだけで時給が発生するのでなんて楽なアルバイトなんだろうと思いました。
しかし、それには裏がありました。アルバイトが始まって半月くらいして薄々分かってきたことですが、先輩のアルバイトスタッフたちは店長が不在のときに、予約客がいないのに「貸切」のボードを置くなどして、お客さんを入れないようにしていたのでした。お客さんがほとんど入ってこなければ当然、仕込みをする量も少なくて済むわけです。そのようにして先輩たちは意図的にサボっていたのでした。
結局、私はその居酒屋でのアルバイトを2ヶ月足らずで辞めました。確かに楽なアルバイトであったのですが、何ともいえない空虚感を感じたのです。このままこの職場にいても成長できないし人間的に堕落すると思ったからです。ラクをして稼げるのは良い話だと思いますが、何かをごまかしてまでラクをすることは受け入れられませんでした。その居酒屋の場合、先輩たちがサボっている分、店長が頭を抱え苦労をしていました。そんな実情を知るようになり、この場所にいてはいけないと感じました。
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仕事は多少しんどくても、それを乗り越えた先の達成感があるからこそ働きがいがあるというものだということが、この楽すぎるアルバイトを通して分かりました。
  (楽なアルバイトの体験談 30代男性)

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