自由度が高いティッシュ配りのバイト

私が考える楽なアルバイトとは、頭を使わなくて自由にできる仕事です。そんな観点から一番楽なアルバイトだと思ったのは、ティッシュ配りのアルバイトです。駅前など人通りの多い道端でひたすらティッシュを配布するというのがその仕事内容です。
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ティッシュ配りのアルバイトを「楽なアルバイト」だと感じた最大の要因は、自由で、人間関係が楽なアルバイトだったという点でした。配布するスポットに到着したら、あとはひとりでの作業となります。
アルバイトといえば、その多くは上司や先輩の監視の目の下、ときには叱られたりしごかれたりしながら仕事を覚えていかねばなりません。ところが、ティッシュ配りのアルバイトはそういったことが全くありませんでした。「笑顔で配る」「信号が赤になったときに止まってる歩行者に配る」など受け取ってもらいやすいコツはあるものの、基本的にはただ配るだけです。新たに身に着ける知識もありませんし、叱られようもありませんでした。
配るものにしてもティッシュですから、通行人に感謝される場面も結構ありました。「寒いのにご苦労様」「いつも助かるわ。ありがとう」といったねぎらいの言葉をかけてもらえたときは、心のなかでガッツポーズをしていたものです。
一日に配布するティッシュの在庫はある程度決まっており、たまに早く配り終えてしまったときもありました。そんなときは、それで仕事は終了です。早く仕事が終わったときでも、勤務予定時間分で時給計算がなされていたのでお得感がありました。時給は1300円とその楽な仕事内容からすると、非常に割りがよいものでした。
当時大学生だった私にとって、学業と両立しやすいアルバイトだったという点も助かりました。シフトがガチガチに決まっているアルバイトと違って、ティッシュ配りのアルバイトは、出勤できる日を申告して仕事に入るというスタイルでした。また、就職活動の面接が入ったなど、直前に急用が入った場合、嫌な顔をされることもなく休みをとることができました。それは、ティッシュ配りのアルバイトはひとりくらい人数が欠けても問題ない、責任をあまり伴わない仕事内容ゆえだったからだと思います。
そんな自由度の高い雰囲気の仕事でしたから、本当にいろんな人が働いていました。意外だったのは、ティッシュ配りのアルバイトをしているのは、大学生と短大生以外に学生でない方も何人かおられたこと。そのひとりは音楽活動をしている方がおられました。インディーズバンドでドラムをたたいたり作曲をしたりしておられ、いつか東京に行ってメジャーデビューしたいと話しておられました。あと、お笑い芸人をしてる方もおられました。いつかお茶の間を楽しくする人材になりたいという夢を掲げて、アルバイトも懸命にがんばっておられました。
私はそんな方々の話を聞き、自分の将来を考える良いきっかけになりましたし、就職活動の励みになりました。そんな意味では、自由度の高いティッシュ配りのアルバイトは、いろんな立場の方と知り合えるユニークなアルバイトだともいえるかもしれません。
   (楽なアルバイトの体験談 20代男性)

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