車の台数をカウントするだけ!交通量調査

私が今までやってきたアルバイトのなかで一番楽で簡単な仕事だと思ったのは、交通量調査員のアルバイトでした。交通量調査員は何をするかというと、道路に通過する車の数をひたすら数えるのです。そして数えた台数を用紙に記録していくというのが仕事です。
私がやった交通量調査員のアルバイトは1日限りの激短バイトで、基本的に先着順で採用が決まりました。求人サイトのanに求人情報が載っていたのを見て応募の電話をすると、自宅の最寄り駅や、(雨天中止になった場合の)予備日参加の可否など何点か聞かれました。その上で事前説明会の日時が案内されました。
事前説明会には50人くらいが集まっていて、マニュアルが配布されて交通量調査のやり方について学びました。ほとんどが男性で20代~60代くらいと年齢はバラバラでした。説明会では例えば、乗用車、軽自動車、バス、トラック、二輪車など車輌ごとにカウントすることや、見分けがつきにくいものはナンバープレートから分類することなど。特に覚えることなどもなく、事前説明会は1時間もかからず終わりました。
交通量調査当日、集合場所となる駅前に朝6時に集合しました。点呼の後、私達アルバイト調査員たちはハイエースに分乗し、調査が行われるスポットに移動しました。私はある国道の交差点に配置されることになりました。現場監督スタッフから現地の地図を渡され「では○○さんは、この道を直進する車と、左折する車を数えてください」と指示されました。
そしてハイエースのトランクに積みこんであった、車の台数を数えるカウンター、(座るための)パイプ椅子、記録用紙などを手分けして出して「では7時から調査開始です。よろしくお願いします」と現場監督スタッフは去っていきました。
当日の交通量調査は朝7時~19時までの12時間調査でした。12時間調査といってもずっとひとりで調査をしているわけではありませんでした。3人1組で2人が調査している間は1人は休憩という感じで休憩順番に交代をしていきました。つまり2時間調査をしたら1時間休憩、そのあと2時間調査をして1時間休憩・・・というサイクルで、実働時間は8時間、休憩は4時間でした。休憩時間は調査現場の近くをうろうろしなければどこで休んでいても自由。大抵は公園ですとかファーストフード店などで時間をつぶしているようです。
「調査員」と書かれた腕章にヘルメット、専用のチョッキを着て、パイプ椅子に座り、腕時計とにらめっこしながら調査開始時間の7時を待ちました。
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さて、肝心の交通量調査の仕事内容ですが、とにかく「楽」「暇」という言葉で表現する以外にないような簡単なものでした。
なんせ、専用のカウンターを使って車の台数を数えるわけですから、誰でもできてしまう仕事です。そこには特別な知識や技能など全く不要でした。また、パイプ椅子に座りながらひとりで黙々と作業をしているので、体力を使うこともありませんし、煩わしい人間関係に巻き込まれることもありませんでした。
信号が変わったら、交差点を車が次々と通過していくので、その台数をカチカチと専用カウンターを使って機械的にカウントするだけです。そして1時間ごとにその台数を記録用紙に記入していくという、ごく単純な作業でした。あまりにも仕事内容が簡単で楽すぎて、仕事をしているというより、ひなたぼっこをしながら休憩しているような感覚でした。
なお、歩道の端にパイプ椅子を置いて作業をしているわけですから、通行人に声をかけられることも、ごくたまにですがありました。といっても、皆さんいたって好意的な感じで、「大変ですね。がんばって」とねぎらいの言葉をかけていただいたり、「朝からご苦労様」と缶ジュースを差し入れていただく方もおられました。
そんな感じで、2時間調査、1時間休憩、2時間調査、1時間休憩・・と繰り返しているうちに太陽は沈み、調査終了時刻である19時になりました。昼過ぎは眠くて眠くて仕方ありませんでした。「お疲れ様です」と現場監督スタッフがハイエースで迎えにきてくれて、その場で日給が入った封筒をいただきました。ちなみに日給は9000円(交通費込)とその楽な仕事内容からしたら破格ともいえる金額でした。
以上のように交通量調査員のアルバイトは、とても簡単で楽な仕事でした。ひとりで黙々と作業をするのが好きな方、楽にお金を稼ぎたい人にとっては最高のアルバイトだと思います。ただ、調査中ふと思ったのですが、楽かどうかは当日の天候によるかもしれないなと思いました。
というのは、私が調査をした日は4月でとても過ごしやすい気候条件に恵まれていたからです。それがもし真夏や真冬の時期ならば、何もさえぎるものもない歩道脇に座って8時間も車の数をカウントしているというのは大変なことに違いありません。まあそんな時期を避けるか、徹底的な防寒体制で臨むなど何らかの対策はできるのでしょうが。
ちなみに、交通量調査をしている調査会社は大手から中小までいくつかの会社がありますが、仕事内容は大体同じです。また、一度説明会に出て調査当日真面目に取り組みさえすれば、以降はメールや電話経由でも仕事依頼がくることが結構あります。私の場合もそうで、交通量調査の案件が発生したときに、メールで連絡をいただくようになりました。
     (楽なアルバイトの体験談 30代男性)

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