長く感じたスーパーマーケットバイト

以前私は派遣会社に登録して仕事をしていました。ある日の朝、派遣会社より急に連絡が入り「今からスーパーマーケットの試食販売に行ってきてほしい」と頼まれました。
試食販売を全くしたことがなかったのですが、その日は特に予定も入っていなかったので、急いで準備をして指定のスーパーマーケットに到着。売り場に着くと、社員さんがおらずだいたい十分くらい待たされました。ようやく担当の社員さんが来てくれたのですがあまりにもそっけない態度。私自身が仕事の手順がわかっているかなど確認せずに、物品を押し付けられスーパーマーケットの売り場に放り出されてしまいました。
試食販売をするのが初めてだった私は、当時の私は緊張と不安でがちがちになりました。それでも、スーパーマーケットにはしばしば足を運んでいて試食販売の人々の姿を何度か見たことがあったので、思い出しながらやってみました。
午前中はお客様に笑顔で接客して、何とか乗り切ることができました。
午後もなんとか乗り切ろうと思っていたのですが、お昼の休憩後、社員さんがやってきて「もう試食はこのへんでいいよ」と言われました。
「では何をすればいいのですか?」と尋ねると「では商品をきれいに並べて」と言われました。売り場に戻って商品整理を始めたのはいいのですが、三十分も経たないうちに作業は終わってしまいました。
ぼーっとしているわけにはいかないので、社員さんを捜して「商品整理 終わりました。次に何をすればよいでしょうか?」かと尋ねたところ、「んー、ないですね」という回答が返ってきました。
その回答があったのは13時30分。勤務時間は18時まででしたから4時間30分もやることがなく、ただ時間の経つのを待つだけとなってしまったのです。
まさしく「暇すぎる」とはこのことです。とはいえ、ぼーっと突っ立っとくのも格好が悪いので、
お客様が商品を買っていかれたらその都度 商品を補充する作業を4時間半やり続けました。
最初こそ綺麗に並べてお客様に喜んでもらおうと思っていたものの、次第に「自分は何をしているんだろう?」という思いが募り悲しくなってしまいました。
こんなに無駄な作業はないからです。
しかも、私が任されたのはスーパーマーケットの中でも特に狭い売り場です。そんな狭い売場を行ったりきたりする姿は周囲から見ればあまりにも滑稽だったのではないか?とも思います。
やることがなくて暇。しかし、家に帰るわけにもいかず、ただひたすら無意味な行動を繰り返して時間が過ぎるのを待ち続けました。本当に長い時間に感じました。
私が経験したスーパーマーケットの派遣の仕事は、業務的にはかなり楽ができる仕事内容でした。また、やることもシンプルでしたし、お客様もよい方ばかりでした。ただ、暇でやることがない4時間半、時間が経つのがこんなにも遅いと感じたことはありませんでした。いくら簡単で楽ちんな仕事であっても、もう二度としたくないなと思いました。
               (20代女性)

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