電卓計算だけの楽なアルバイトの話

この楽ちんアルバイトの話は学生時代にやっていたアルバイトです。その楽ちんアルバイトは事務のアルバイトだったのですが、その募集を知ったのは、駅のチラシです。
あまり深く考えず応募して面接で採用。実際に仕事が始まって驚いたのは、このパソコンが普及したご時世なのに、伝票を電卓で集計するのみの簡単な仕事でした。会社にはアルバイトが2人と正社員が3名で業務をしていて、毎日電卓を使って集計作業を行っていました。
社員はおじさん2名とおばさん1名。みんなおしゃべり好きで、しばらくすると、全員の家族構成や経歴がすべてわかるほどアットホームな雰囲気でした。
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毎日皆でおしゃべりをしてたまに電卓で仕事。
でも、ノルマがあるわけでなく、がんばりすぎると正社員からストップがかかります。
なので、限りある仕事を、みんなで分けあって、残った時間は雑誌みたり、スマホをいじったりしてのんびりと仕事をしていました。
食品関連の金額を扱う伝票でしたが、なんのためにその伝票を集計するかもさっぱりわからず、言われるままに作業しておりました。他の部署にも社員はいたのですが、住宅街の一室にその部署だけ独立して存在していました。
お昼休みは、近所のスーバーに買い出しにいくことが多かったです。おじさん社員のひとりが釣り好きで、魚をさばくのが得意でした。スーバーの刺身のさくと白いご飯を買ってきて、事務所の簡易キッチンで刺身をつくり食べたこともよくありました。
朝と15時にはお茶出し。オヤツはおじさん社員たちの差し入れで潤沢。
たまに本社から偉い人が来ることもありましたけど、本社の偉い人も一緒におじさん社員がつくった刺身のお昼ご飯を食べていっていました。
一応、そのときばかりは皆、仕事をしているふりをするんですが、もう、計算するものがない場合は、一度計算したものを何度も計算してました。
社員さんは経費も使えて、みんなでディズニーランドにいったこともありました。もちろん、そのディズニーランドも、会社の前から営業車で乗り付け、食事代等すべて経費でだしてもらいました。私は、それがディズニーデビューでして、楽しかったけど、いまいち微妙な感じ。
結局、私はそのアルバイトを半年ぐらいで辞めました。確かに仕事は楽で良かったんですが、あの濃厚な人間関係についていけなくなりました。特別嫌な思いをしたとか、何かトラブルが起きたというわけではないのですが・・。
もう、私の生まれてからの一生の出来事をすべて話したといっても過言でないほど、たくさんおしゃべりをした半年でしたね。今なら、割り切ってあの仕事をまたしてもいいと思いますが、もう雇ってくれないでしょうね。
       (20代女性)                            

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