コンサートスタッフの派遣バイト体験談

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 私は今までたくさんのアルバイトを経験してきました。その中で、一番人間関係が楽なアルバイトだと思ったのは「コンサートスタッフ」の派遣バイトです。
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なぜコンサートスタッフの派遣バイトを、人間関係が楽なアルバイトだと感じたかというと、アルバイトスタッフは年齢層がバラバラでメンバーも固定されていなかったからです。
コンサートスタッフは単発バイトとして募集がなされていることが多く、現場に行くたびにメンバーはほとんど違っていたのです。よく来ている人は何人かいましたが、顔見知りにはなってもプライベートなことを話すほどの人間関係はありませんでした。
交わす会話も仕事に関する表面的なものでしかないため、煩わしい上下関係も生まれることがありませんでした。ですから気楽に仕事をすることができたように思います。
コンサートスタッフといっても、仕事内容はコンサートスタッフ会社によってバラバラです。搬入搬出など中にはキツい仕事もあるのですが、私が登録していた派遣会社は会場の受付、座席案内、グッズ販売を担当していました。いずれも体力を使わない楽な仕事ばかりでした。
私の登録していた派遣会社の場合、仕事案件がいろいろメールで送られてきて、その中でやってみたい仕事があれば担当者にメールなどで知らせるようになっていました。もしまだ空きがあり条件が合えば、担当者から、業務内容の詳細や集合場所・時間などの情報が送られてくるのです。
あとはアルバイト当日に現場に行き、1から仕事内容の説明を受けて各チームに分かれて仕事を始めます。1から仕事内容も聞いて、各イベント事にチームもバラバラに行動します。チームでのメンバーはほぼ初対面の人ばかり。皆、派遣会社に登録している派遣スタッフですから、そこには上下関係もありません。互いに慣れない作業を課せられることも多く、協力し合いながら仕事を進めていこうという空気感が漂っていることが多かったです。
 中にはやさしい先輩もいました。夏のイベントの時に私は仕事中に熱中症になってしまい仕事に協力できない状態に陥ったことがあります。そのとき、迷惑がかかっているわけで、怒られて強制的に帰されると思っていましたが、「大丈夫?」と声かけてもらいました。体調が良くなるまで世話をしてもらったお陰で仕事に復帰することができました。それ以来先輩には顔覚えられましたが、入れ替わりが激しいアルバイトなのに顔を覚えられているのはそれなりに嬉しいことでした。また「体調は大丈夫?」と会うごとに声かけてもらい「今度は迷惑かけないように頑張ろう」と思えるようになりました。
 一方、中には苦手なタイプの先輩もいました。苦手な人と一緒に毎日仕事をせねばならないなら人間関係で悩んでしまうことでしょう。ところが、派遣バイトの場合、そうそう仕事が一緒になることもありません。ですから、「この1日が終わればこの人とはさようなら」とポジティブに思いながら仕事をすることができました。
 派遣バイトは年齢層もバラバラでそれぞれのことを互いにほとんど知らないので、人間関係をほとんど気にせず働くことができました。もしわからないことがあっても、ベテランの人が丁寧に教えてくれていました。そんなこともあって、派遣バイト同士、変な競争心を抱いたり、喧嘩したりすることもありませんでした。仕事内容も人間関係も楽で良いアルバイトだと感じていたものです。
  (楽なアルバイトの体験談 20代女性)

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