スーパーマーケットでの品出しバイト体験談

スポンサーリンク
スポンサーリンク

私は大学時代に、いろいろなアルバイトを経験してきました。その中で一番精神的に楽なアルバイトだと感じたのは、スーパーマーケットで品出しをするアルバイトです。
a0002_001233.jpg
なぜ、スーパー品出しのアルバイトを精神的に楽なアルバイトだと感じたかというと、黙々とひとりで作業をするスタイルだったからです。私はそれまで飲食店でアルバイトをしていましたが、精神的苦痛を感じていました。というのは、私は人見知りで、同僚たちと雑談をしながら仕事をすることが苦手だったからです。その上、先輩たちに頭を下げ、気を遣って連係プレーをとらなければ、激しく叱られていたので、職場に行くのがつらくて仕方ありませんでした。
その点、スーパー品出しのアルバイトは人見知りの私でもストレスフリーに働ける仕事でした。スーパーマーケットは人が出入りする施設であるだけに人と接することは避けられません。ただ、それは勤務のなかはおまけのようなものでした。話しかけられる機会があるとしても、お客さんから「牛乳はどこあたりにありますか?」みたいに商品の場所を聞かれる程度。「その角を曲がったところです」みたいに答えるだけで十分でした。
あとは朝出勤したときと夜に帰るときに、スーパーの担当者に挨拶をしにいく程度。それも簡単なものでした。「おはようございます。本日もよろしくお願いします」「おはよう、今日もよろしくね~」みたいな程度でした。人見知りの私でも十分できることでした。
スーパーマーケットにはいろいろな商品が置いてあります。私は、ドリンクコーナーと冷凍食品コーナーの品出し作業を主に担当していました。お客さんが買い物を進めるに従って、店頭に出ている商品数は少しずつ少なくなっていきます。それを補充して商品を切らさないようにするのが、品出しバイトの役割というわけです。
在庫はスーパーマーケットのバックヤードの冷蔵庫(または冷凍庫)に置いてありました。業務用なので、段ボールに〇〇本(または△△個)みたいな形で入っています。まずは、売り場で品薄になっている商品をチェック。それをメモ帳にささっとメモして、台車を押してバックヤードに向かいます。
バックヤードでは、該当する商品が入った段ボールを探し、台車の上に乗せます。あとは台車をゴロゴロ押して売り場に戻り、商品の補充をしていく作業を行います。その際には、賞味期限が迫っているものは前の方に出して、同時にきっちり列をそろえていくのがポイントです。以上のような作業が品出しバイトの仕事内容です。
品出しの作業は基本的に、1日中、ひとりで行動をします。誰かと連携して作業をするという場面は皆無でした。ですから、人見知りの私でも安心してその勤務時間を過ごすことができたように思います。売り場に商品を切らさないように並べていさえすれば、何の問題も起きませんし誰かに叱られることもありません。そもそも、スーパーの担当者もお客さんも、商品がどれだけ品薄になっているかなどチェックしているものでもないですし、監視の目がないというのは本当に気が楽でした。
スーパーマーケットでアルバイトを始めて間もない頃は、バックヤードのどのあたりに在庫があるのかを把握するのに少しだけ時間がかかりました。ただ、それも数日作業をしていれば自然と覚えることができました。仕事が慣れるにつれ、どの商品が何時くらいに売れやすいかなど分かってきて、要領も良くなってきました。
商品があまり売れない暇を持て余す時間帯はバックヤードで適度に休憩したりしながら、自分のペースで仕事をしていました。スーパー品出しのアルバイトは立ち仕事ではありますが、そのように適度に休めたのもそれを楽な仕事だと感じた要因だったと思います。
全国にはたくさんのスーパーマーケットがあるだけに、スーパー品出しのアルバイトの募集はしばしば見かけます。やってみたい人は、「日本最大級のアルバイト求人サイト【アルバイトEX】」や「バイトル[学生歓迎]のアルバイト情報を検索」など求人情報サイトや求人雑誌などで調べてみるとすぐに見つかると思います。派遣会社が仕事を斡旋している場合と、スーパーが直接募集しているケースがあります。後者の場合、スーパーの掲示板に募集広告が貼られているケースも結構あります。時給は800円~900円とそこそこでしたが、黙々とひとりで作業をできるだけに、人によっては時給以上にメリットのある仕事だと思います。
     (精神的に楽なアルバイトの体験談 20代男性)

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました