デパート内アロマショップバイトは暇でラク

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10代の頃、1年半ほど勤めたアロマショップは、都心部の大きなデパートの狭い一角にありました。今考えると、そのアルバイトが人生で最も楽なアルバイト経験だったと思います。
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そのアロマショップに置かれている商品は、キャンドルやハーブ、香水などアロマグッズが中心でした。
それ以外にはステンドグラスなど置物も一部売っていました。レジに立つと店内全てを見渡せるほどの狭いお店。個人的に、広いお店よりも、狭い店内でのんびり働きたかった私にとって、そのアロマショップはまさに理想的な広さでした。
テナント内のアロマショップということで、最も重要なことは開店時間に遅れてはいけないということでした。というのは、契約上、時間通りにオープンさせられなければ罰則が設けられていたからです。その点だけは気を使っていたのですが、デパートのオープン時間は朝10時からと遅めで、出勤時間に対するストレスはありませんでした。その上、デパート自体お客様も少なく、やる仕事量が少ないという点も、楽なアルバイトだと感じる大きな要因になっていました。
デパートの客足が少ない上に、わたしが勤めていたお店はテナントの中でもとにかく人気がありませんでした。キャンドルやアジアンテイストの雑貨が目立っていたので傍目から見ると怪しいお店と映っていたのかもしれません。また、店長の風貌がいかにも怪しく変わり者だったのもそれを加速させていたと思います。
ちなみに、わたしは店長ともそれなりにうまく付き合えていたのですが理由があります。それは売り上げを大幅に伸ばして気に入られたからです。アルバイトがスタートしてから1ヶ月くらい経とうとしていた頃でしたが、とにかく暇なお店で、私はその状況に飽き飽きしていました。そこで考えたのは、お客様への声かけや商品説明などを積極的に行うことでした。
私はそのアロマショップでアルバイトをする前は、アパレルショップに勤めていた経験がありました。そこでは例えば「さりげなく寄ってうっとうしがられない程度に話しかける」といったスキルが身についていました。接客業がもともと好きだったので、意識的に楽しもうと、お客様への声掛けや商品説明を実施。その効果はてきめんで売り上げが見るからに伸びました。そのことで店長からは店のエースという称号をいただき、他の従業員よりも優しく接してもらっていました。
そのアロマショップは、店長が趣味で経営しているようなお店だったので、ノルマや売り上げ目標もありませんでした。とにかく自由な雰囲気で気楽に販売できたのも「楽なアルバイト」だと感じた要因だと思います。
さらに、小さいお店だけにほぼ一人勤務だったので、ややこしい人間関係も皆無でした。
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ただ、アルバイトを始めて1年以上経ってくらいから、売り上げが伸び始めたことに気を良くしていた店長も「次はこれを売って欲しい」などと注文をつけてくるようになりました。ノルマを課すといったようなことも言いはじめ、、なんだかな・・と思うようになりました。そんな矢先、そのアロマショップはデパートから撤退することになり、私もそれを機にアルバイトを辞めることになりました。
 (楽なアルバイトの体験談 30代女性)  

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