ライブスタッフのバイトは体力は要る

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私は大学生の時に軽音部に入っていて、ライブハウスでライブを行うことがありました。そんなとき顔見しりになったライブハウスの店長から、「ライブスタッフの人手が足りてないんだけど、アルバイトしてみない?」と声をかけられました。ちょうどアルバイトを探していた私は、その話に快諾しました。ライブスタッフのアルバイトを実際にやってみたところ、体力は使うものの、人間関係が楽なアルバイトだと分かりました。
57049f9c3a47f08964e4feec879cee9b_s.jpgライブスタッフのアルバイトは、早朝に駅前などに集合。マイクロバスで現場に向かっていました。アルバイトの多くは大学生で、友達同士で来ている人も多かったです。毎回同じメンバーではなく、特に話しかけたりこちらから話しかけたりするような場面もなく人間関係が楽でしたね。
現場に到着するとライブ設営会社の方から、全体に向けていろいろな指示が行われます。舞台道具をどのように設置するかなど。ライブが開演する時間までに間に合わせなければいけませんから、午前中はややピリピリしたムードが漂っていました。とろとろ動いている人やサボっている人がいれば、設営会社の方から容赦なく叱られていましたね。ただ、いわれた通りに作業をしている人は特に何か言われることもなく人間関係は楽だと思いましたね。
会場設営は午前中に一気にやってしまっていました。仕事が終わればお昼の弁当が支給されました。お昼ご飯を食べているときもバス移動中と同様、誰かと会話をする必要もありません。大抵は黙々とご飯を食べていて、お互いに話しかける感じでもなく、人間関係は楽でしたね。
午後からは、会場オープンに向けての作業に仕事内容が切り替わります。例えば、駐車場整理、チケットもぎり、会場案内、グッズ販売など。それぞれ、指示されたスポットについてライブが終わるまで同じ場所でひとりで同じ作業をつづけていきます。ライブ会場といえば、お客さんがたくさん来て大変そうなイメージがあると思いますが、忙しいのはライブ前後の少しの時間だけでした。
ライブが始まってしまえば、あとは楽チンです。会場に出入りする人はほとんどいなくなるからです。たまに時間に遅れて会場入りする人がいる程度でした。ですから、ライブが行われている時間帯は、ただボーっと突っ立っているだけということがほとんどで楽でしたね。
ライブが閉演すると、舞台道具の片づけ作業をやっていきます。そこでも会場設営時と同様、設営会社の人から作業指示が出るので、それに従ってテキパキ動くのみ。そこでも周囲のアルバイトたちと会話を交わす場面はほとんどなく、人間関係が楽だと感じました。
片付け作業が終わると、それぞれ荷物をもってマイクロバスに乗り込み朝の集合場所に戻って解散となります。帰りのバスの中では、ほとんどの人は疲れてへとへとになっているため 寝ているかスマホをいじっているような感じでそこでも人間関係は楽でした。
私はこのライブスタッフのアルバイトを含め、いろいろなアルバイトをしてきましたが、その中で人間関係が楽だと感じたのはライブスタッフバイトでした。他の職場では仕事内容が簡単だったり、体力を使わなかったりしても、他人と話をせねばならない場面が必ずといっていいほどありました。人づきあいが苦手な私にとって、それは苦痛そのものでした。その点、ライブスタッフのアルバイトは体力は使いますが、他のアルバイトスタッフとコミュニケーションをとる場面がほとんどなく、精神的には楽な仕事だったと思います。
   (人間関係が楽なアルバイトの体験談 20代男性)

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