ライン作業バイトは私にはキツかった

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私は以前、日雇いのアルバイトで生計を立てている時期がありました。日雇いのアルバイトには色々な職種の仕事がありますが、女性向けの仕事で一番多いのが「ライン作業」の仕事でした。
その一番初めにやった「ライン作業」の仕事は、とてもキツい仕事だったことから今でも忘れることができません。
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その日、私が派遣されのは郊外にある物流センターでした。そこでは、学校案内の書類やパンフレットを封筒に最終的に入れる作業をライン作業でやっていました。指定された書類を決められた向きで重ねて置いていき封筒に入れていく作業を延々と繰り返していくのです。
その職場では、日雇いバイトの他にパートとして働いてるベテランの方々が作業をやっていました。初めのうちは、バイトの人たちに慣れてもらうためにレーンはゆっくりめに流れていました。そのときは、こんなに楽で暇な仕事なら毎日でもやっていいなと思いました。しかし段々、レーンのスピードがアップしてくのです。そのスピードはかなり速いものでした。普段から働いてるパートの人々は当たり前のスピードかもしれませんが私のように初めてその物流センターに来たアルバイトの人達は、タジタジです。
書類はレーンのライン上に置くわけですが、レーンのスピードが速くなると、間に合わなくて置き方がぐちゃぐちゃになってしまうのです。こんなの間に合わないよーと思っていたら、パートさんに…「ちょっと、ねぇーちゃん、遅いでしょ!早くやりや!」と怒られました…それ以降も、ずっと怒られっぱなし・・。長時間立ちっぱなしで、慣れない仕事に怒られる、精神的にキツい仕事だなと感じました。
ただ、人によってはそういった作業が得意な人もいます。黙々と淡々と仕事をやるのが好きな友人は、別の日もこの仕事をしに行ってたようでした。人に合う合わないがある仕事だなと思いました。
ライン作業のアルバイトと言えば、上記の仕事とは別に、日雇いで「チョコレートの箱詰め」のアルバイトにも行ったこともあります。それは、チョコレートの箱にチョコを淡々と入れていくだけの作業でした。作業自体は
簡単で楽なのですが、レーンがスピードアップするとその型に上手くいれれなかったりして難しかったです。そうなると、どこからともなく、然りの言葉が飛んできました。また、工場中に充満するチョコの臭いに気分が悪くなりました。
他にも行った日雇いバイトといえば、歯間ブラシを決まった枠にいれて最後に梱包するという作業をしたこともあります。こちらはライン作業ではなく一人でする作業で、ブラシを決まった枠に詰める前に、ブラシの毛が抜けてないか、曲がっていないかをチェック・選別するというものでした。作業自体は簡単で楽だったのですが、意外に目が疲れ眠くなるのでしんどいと感じました。
なお、信じられないかもしれませんが、日雇いバイトをやっていて結構多かったのが、仕事が出来ない人を途中で帰らせること。契約上、そんなこと許されるの?と思ってしまいますが、私は過去に何度が帰らされている人を何人も見てきました。「お前使えねえ、もう帰れ!」という感じで帰らせるんです。おそらく給料は出ないのでしょう。どんな仕事でも、人によっては慣れるまでには一定の時間がかかるのに、そんなことは知るかといった対応です。そんな日雇いバイトの悲しい実態を目の当たりにするたびに、安心して働けないという意味でも、キツイ仕事だと思いました。
日雇いのアルバイトは、仕事内容自体は簡単で楽なものが多いです。私のように淡々と同じ作業をするのが苦痛な人、手先が器用でなく細かい作業が苦手な人には、案外キツい仕事なのかもしれません。また、現場での扱いなど、仕事環境においても厳しいものがあるなと感じました。
    (楽そうで精神的にキツかった仕事の体験談 30代女性)

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