リゾートバイト(リゾバ)は天国OR地獄

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私が最初にリゾートバイト(リゾバ)を経験したのは、20代の前半でした。
ある求人誌をめくっていると「温泉でほっこりゆったり!海辺に立つリゾートホテルで短期バイトしませんか?」みたいは感じの広告が載っていました。
勤務期間はゴールデンウイークの3日間。温泉でゆったりできて、お金も稼げるなんてなんて魅力的なんだ!と思い、募集元である派遣会社に登録して、ゴールデンウイークを迎えました。
温泉に浸かって海で遊んで大自然を満喫しようなんてバカンスに行くイメージをしながらワクワクした気分で現地に向かったのです。

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バカンスのつもりが地獄の3日間・・(涙)
しかし、それが地獄の3日間のはじまりでした。
マイクロバスでその海辺に立つリゾートホテルに到着。
とてもきれいなホテルでいよいよ素敵なゴールデンウイークが始まるんだ!と胸躍りました。
リゾートバイト(リゾバ)が終わったら友達に自慢してやろうと、カメラも持参していました。
中華料理厨房が担当場所になり、服を着替えていざ現場へ。
厨房など初めてですから、一からやさしく教えてくれる思っていました。
ところが、常勤の厨房スタッフたちから次から次へと嵐のごとく指示が飛んできたのです。
おいお前!この料理、上の階に持って行け!トロトロするな!
小皿を持ってこい。それじゃない!ぶっ殺すぞ!
お前やる気あるんか?しばくぞコラ!」。
キツい厨房スタッフたちに怒鳴られながら、尻まで蹴飛ばされ、散々な思いをしました。
右も左も分からない状況で、正に虫けらのような扱いででした。
休憩時間もほとんどなく体力的にも精神的にもきつかったです。
結局、派遣された7人のリゾートバイト(リゾバ)スタッフのうちの2人は初日の夜に逃亡し次の日に現れませんでした。
何とか私は3日間耐えましたが、散々なゴールデンウィークとなり、「二度とリゾートバイト(リゾバ)なんてするか!」と強く思いました。
ちなみに、一応温泉には、毎日仕事終わりに入れたのですが、時間制限もあり、心身ともにクタクタになり楽しむどころではありませんでした
海に面したきれいなホテルであるにも関わらず、ほとんど海景を楽しむこともできず、友達に自慢なんてできるわけもありませんでした
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リゾートバイト(リゾバ)は現場にとって天国と地獄がある
リゾートバイト(リゾバ)など絶対にやらないと思っていたある日、リゾートバイト(リゾバ)で生活をしている、いわゆるリゾバの達人みたいな人とたまたま話す機会がありました。
そのゴールデンウイークでの体験を話すると笑われました。
「そりゃ大変だったね。それは一番きついところに飛び込んじゃったよ」
話を聞くと、私がリゾートバイト(リゾバ)をした派遣先は、特別忙しい現場だったというのです。
というのは、一年を通して最も忙しい時期であるゴールデンウィークで、しかも旅行会社のツアーがバンバン来るような大型リゾートホテルという、最悪の条件だというのです。
一方、そのリゾバの達人は、北海道から沖縄まで転々としながら、リゾートバイト(リゾバ)をのんびりとしながら、観光に遊び、趣味の写真にと毎日を満喫しているのだとか。
俺ならゴールデンウイークは絶対、避けるね
応募する前に、結構現地のこと調べたりしてるよ
話をしていくと、その人は、楽で暇なリゾートバイト(リゾバ)の見つけ方について自分なりのノウハウを持っていることが分かりました。そのノウハウは主に以下の4点であることが分かりました



①旅行シーズンは避ける
リゾートバイト(リゾバ)は1年を通してあちこちで募集されていますが、現地のお客さんの数は季節によってかなり波があるそうです。
お客さんが多くて忙しくなるのは「ゴールデンウイーク」、「お盆」、「年末年始」、「夏休みほか長期休み」など。
逆にお客さんの数が少なくて暇になるのは、寒い1月中旬~2月、梅雨の時期である6月~7月初旬、紅葉が終わりかけの11月~12月中旬あたりとのこと。
私はよりによって中でも最も忙しいゴールデンウイークを選んでしまったのです・・
②マイナーな観光地を選ぶ
有名な温泉地や観光地となると、確かに憧れてすぐに求人にといつきたくなってしまいます。
しかし、そんな地にリゾートバイト(リゾバ)に行けば、観光客や旅行客が押し寄せるため、忙しくて大変になる確率が高まるとのこと。
暇で楽な仕事を求めるならば、できるだけマイナーな温泉地や観光地を選ぶと良いそうです。
③小規模の施設を選ぶ
派遣先の施設の規模は、小規模なところを狙うと良いそうです。
というのは、大型ホテルや大規模な土産屋では、旅行会社の団体ツアーが立ち寄るので、仕事も忙しくなるからです。
逆に小規模の施設の場合、来るのは個人の旅行客に限られてくるので、忙しくなる確率が低いのだとか。
また、施設にもよりますが、大規模なホテルや旅館の場合、いろいろ厳しい規則があることがあることが多いそうです。
一方、小規模施設の場合(特に個人経営のところは)規則はあってないようなもので、その点も気楽に働ける要因になりうるそうです。
④覚えることの少ない職種を選ぶ
リゾートバイト(リゾバ)にはさまざまな職種があります
もちろん前職で磨いたスキルがあるならば、それを生かせる職種を選ぶと良いのですが、特にスキルがない場合、覚えることが少ない職種を選ぶと良いそうです。
例えば、土産屋やホールスタッフなどは覚えることが少なく厨房のキッチンスタッフやフロントなどは覚えることが多い傾向にあるのだとか。
とはいえ現場に入ってみないと分からない
といっても、それは全体的な傾向にすぎず、やはり現場に入らないと分からないことが多いそうです。
例えば 小規模な旅館でもキツイ女将さんで大変だったとか、大規模なリゾートホテルではスタッフが多くて逆に楽だったりとか。
そういったことは現場に入って初めてわかることで、場数を踏んで自分なりの「楽な現場」を見つけることがポイントのようです。
一度入った現場なら改めて覚えることも少ないわけですし、楽な現場と感じたということは問題なく仕事ができていたということですし。
また、派遣の友達をたくさんつくって情報を得ていくというのもかなり有利に働くようです。
現場の雰囲気は、派遣同士のなかで自ずと話題に上るわけですし「楽な現場」「キツイ現場」はスタッフ同士のなかでも大体一致するものだからです。



<まとめ>
以上のように、リゾートバイト(リゾバ)は、派遣先の施設の規模やシーズンによって、地獄にも天国にもなります
もし暇で楽な仕事をリゾートバイト(リゾバ)に求めるならば、旅行シーズンを避け、マイナー観光地の小規模施設で覚えることの少ない職種を狙うのがおススメ。
ちなみに、私はそのリゾートバイト(リゾバ)の達人から教わったコツでリゾートバイト(リゾバ)を以降、何度かやりましたが、暇で楽な仕事にありつけることができました
ちなみに、リゾートバイト(リゾバ)は、求人誌で見つけるほか、「リゾート地で働くならリゾートバイト.com!時給は業界No.1!!!」、「リゾートバイトならアルファリゾート!」などリゾートバイトを集めた求人サイトに登録して、希望する仕事があれば応募するという形でありつくことができます。
               
  (リゾートバイト(リゾバ)の体験談 20代男性)

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