七五三の子供撮影をするカメラマン短期バイト

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私は大学生のとき、同じ大学に通う先輩から、「短期のバイトをしてみない?」と誘われました。話を聞くと、七五三の子供の撮影をするカメラマンのアルバイトをその先輩はしていて、現場が人手不足だというのです。
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詳しい話を聞くと、カメラ等の機材は全て貸し出してくれるとのこと。場所はショッピングセンターまたはホームセンターのイベント広場で、日給は1万円(交通費全額支給)、7日間の短期という条件でした(ただし、お客さんがいなければ帰宅可)話を聞いて、当時大学生だった私にとっておいしすぎる条件で、「はい、やらせてください」と即答しました。
ただ、カメラマンのアルバイトは専門技術を要するので、いきなりできるものでもありません。研修期間が3日間(朝9時から17時まで)びっしりと組まれていました。しかも、そのうち一日でも遅刻・欠席したら仕事に入れないという厳しい条件つきでした。「随分みっちりやるんだなぁ・・大変そうだ仕事だなあ」というのが最初の印象でした。
その研修内容は、カメラの操作からはじまり、照明などの設置・収納の仕方、接客方法と多岐に渡るものでした。お子さんが相手なので、あやし方など、実務に即した内容も含まれていました。特に照明などの機材の設置・収納方法は難しく何度も練習しました。設置までの時間と収納までの時間を測り、遅ければ更に練習が待っていました。腕やら腰やらがパンパンになったことを覚えています。
研修だけでもこれだけつらかったのに、アルバイト本番となると耐えることができるのだろうか・・?そんな不安で一杯になりました。何とか三日間の研修が終了し、数名の脱落者を除いて、配属先が決まりました。先輩は、下宿先にほど近いホームセンターに決まり、私は、自宅から快速電車で30分ほど乗った場所にあるショッピングセンターに配属が決まりました。
お客さんが多い地域にあるスポットでは、複数人体制だったのですが、残念ながら、先輩と私はそれぞれ一人ずつでの配属となりました。現場にひとりで行って何もかもひとりでしなければならない・・不安とプレッシャーは高まりました。しかし、やりきるしかない!と、覚悟をしてアルバイト現場に向かいました。
カメラマンバイトの仕事自体は、予約された七五三の子供の撮影をすることがメインでした。現場での照明などの機材の設置、カメラの動作確認などを最初の予約までに済ませておかなければなりません。最初の予約は、早ければ朝9時からと聞いていたので、設置作業等を考えると、遅くても8時半には着いていないと、予約時間に間に合わないという計算になりました。なかには15分前に来られる方もおられると聞いていたので、朝8時に現場に到着してスタンバイしました。
しかし、いざ勤務時間が始まってみると、誰も来ないのです。というのは、私が担当していたショッピングセンターはは住宅街のなかのショッピングモールで子供の撮影にやってくるような方は非常に稀だったのです。どちらかというと大型スーパーのような施設で、お客さまはご近所の方ばかりで、食料品のお買い物に来られるような方たちばかりでした。
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そんな施設に写真撮影の予約に来られる方は、普通考えて少ないわけで・・結局、一日あたり4~5件件程度の対応で済み、それ以外の時間はただボーっと待って暇つぶしをするという状況でした。それでも一日1万円の日給が予定通り支給され、7日間で7万円+交通費を手に入れることができました。
研修は少々厳しかったですが、こんなに楽なアルバイトにありつけて、声をかけてくれた先輩に感謝です。
  (大学生時代の楽なアルバイト体験談 30代女性)

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