人間関係が楽な洋菓子製造のアルバイト

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私がこれまで体験したアルバイトの中で、一番人間関係が楽だったアルバイトは洋菓子製造のアルバイトです。
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洋菓子の製造というのは基本的に素材と向き合う仕事のため、仕事の本質は人とのコミュニケーションではなく、ものを作ることです。ものを作ることが目的のため、人との関わりは目的を達成するための一部、手段に過ぎません。よって、他のアルバイトに比べて人間関係は楽ということになります。
私は洋菓子製造の中でもクッキーなど洋菓子(焼き菓子)の製造を専門に取り扱う部門でアルバイトをしていました。アルバイトを始めて最初のうちは、注意事項、作り方、機会の操作方法など、指導を受ける際に先輩スタッフとコミュニケーションをとる必要がありました。ただ、それらを覚えて、仕事内容をひととおり把握してしまえば、あとは黙々とその作業をすることの連続となりました。
人間関係は最初だけ考える必要があっても、その後の人間関係は楽でした。洋菓子製造の仕事は、根本的に人を相手にする仕事ではなく、ものを相手にする仕事なので当然と言えば当然ですが。
もちろん、先輩による指導が終わった後も、全く人と関わらないというわけにはいかず、必要最小限のコミュニケーションは必要になってきます。というのは、少しでも違う作業をするときは、自分で判断できないため責任者に確認をとる必要があるからです。そのコミュニケーションを怠ると思わぬ失敗が起こりかねないので注意が必要でした。ですから、いくら素材が相手と言っても、全く人と関わらなくていい仕事というわけではありませんでした。
洋菓子製造バイトの具体的な仕事内容を申しますと、まずはお菓子の生地をねって型どりをします。必要な数量の生地が出来上がったらオーブンで焼き、包装をする作業工程に入ります。商品として売れる状態に仕上がったら仕事は完了となります。黙々と同じ作業を繰り返すので、人間関係はほとんど求められませんが、忍耐力が必要になってきます。
上記の作業の他に、製造した商品をお店などに置く納品の作業も時々やっていました。納品に関しても基本的に人との関わりは必要なく、商品のよりよい陳列を実践するのみ。そこでは、在庫等の確認も自分で行うため、どれだけの数が必要かなど計算を間違いないよう注意する必要はありました。
私がやっていた洋菓子製造のアルバイトでは、人づきあいの良さなどは求められない一方、一つ一つの作業をいかに間違いなく丁寧に出来るかがカギとなります。また、食品を取り扱うため、衛生面で十分な注意を払うなど、几帳面な部分も求められました。
つまり、人との関わりが少ない分、自己管理能力、自分のしたことに責任を持てるよう仕事をしなければならないということです。最終的にはお菓子は人の手に届くわけですから、ものをいかに大切に取り扱えるかが重要になってくるのです。
  (人間関係が楽なアルバイトの体験談 30代男性)

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