個別指導塾での塾講師の仕事は精神的に楽

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学生時代にやったアルバイトのなかで楽な仕事だと感じたのは、個別指導塾での塾講師です。
学習塾といえば、たくさんの生徒を前にホワイトボードに板書して教える仕事内容をイメージされる方が多いと思います。そういった集団授業は一時期やっていましが準備も授業中も大変です。一方、個別指導塾での塾講師は、1~3名ほどの少人数を対象に教える仕事です。ですから、塾講師というよりは、家庭教師に限りなく近いイメージですね。
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個別指導塾に通っている生徒さんは、部活動で帰りが遅い子、中高一貫校に通っていて公立中と進度が違う子、集団授業についていけない子など、それぞれ特殊な学習環境に置かれている子がほとんどでした。
私の場合、中高生を対象に、週に数コマ教えていました。塾で指定されたテキストをもとに問題を解かせ、個別に丸付けをしたり、解説をするといった作業をしていました。集団授業と違って、対象とする生徒さんの人数が少ないだけに、目が行き届きやすく教えていて楽だと感じました。また、生徒さんから率先して質問がくる空気感にあったので、それぞれどこが分からないのか把握するのも楽でした。
ちなみに私は個別指導塾でのアルバイトを始める前は家庭教師をやっていました。よく、家庭教師と個別指導塾のどこが違うのか?と聞かれますが、ご自宅におうかがいするのか塾の教室に行くのかという点において明確な違いがありました。給料面でいうと、家庭教師が時給2000円だったのに対して個別指導塾での塾講師は時給1500円と家庭教師の方が若干高めでした。
私が家庭教師として教えていたご家庭の場合、たまたま親御さんが厳しめの方で「○○高校に絶対に入れてください」と毎回言われてプレッシャーに感じていました。また、ご自宅までアクセスするのに電車とバスを乗り継ぎ、更に駅前から歩かねばならないという交通の便の悪さも負担に感じていました。一方、個別指導塾の場合、主要駅の駅前に教室があったのと、コミュニケーションの対象は基本的に生徒さんだけだったのでプレッシャーを感じることなくのびのびと教えることができました。人によって感じ方はさまざまだと思いますが、私の場合、個別指導塾での指導は精神的に楽だと感じました。
個別指導塾には大学2年生から大学卒業までの約3年間アルバイトを続けました。どうして長期で続けたのか今から考えてみると、精神的に楽な仕事だった点もそうですが、生徒さんとの成長を見るのが楽しかったということがありました。定期テストで学年順位が上がって喜ぶ生徒さんの姿を見ると素晴らしい仕事だなとつくづく感じたものです。
個別指導塾の塾講師のアルバイトは、受験を通して自分が経験してきたことを生かせる仕事です。最初こそは緊張するかもしれませんが、生徒さんとのコミュニケーションをある程度取れるようになれれば、一気に仕事が楽になります。大学生・大学院生が多数活躍していることもあり、アルバイトを通して友達もできやすいですよ。
     (大学時代の楽なアルバイトの体験談 30代男性)

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