在宅でのデータ編集のアルバイトは楽

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以前、デザイン会社から依頼されてデータ編集のアルバイトをした事があります。そのアルバイトは在宅でやる仕事で、時給ではなく歩合制でした。どれだけの量のデータを編集したかで金額が決まるシステムになっていました。
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最初のうちは使用するソフト(フォトショップ)を使ったPC操作が不慣れだったということもあり、時給計算すると200円~300円くらいのペースしか作業をこなすことはできませんでした。
ただ、それは仕事をこなしていくことで、どんどんスピードアップしていくことができ、仕事はどんどんラクになっていきました。
その仕事内容は簡単でした。スキャナーで取り込んだ画像を、見やすいように処理し、文字部分をデータに置き換えて保存していくだけでした。使用するソフトは『フォトショップ』のみで、採用条件も「フォトショップの所持と利用」となっていました。
スキャナーで取り込んだ元データはクラウドに随時保管されます。こちらも編集を終えたデータをクラウドに保存していけばよかったので、担当者と毎回メールのやり取りする事もありませんでした。一日の最低ノルマもなく、「一週間以内にこのフォルダを終わらせてください」と指示される感じでした。ですから、マイペースで仕事を進めることができました。この在宅でのデータ編集の仕事が精神的に楽だった理由をまとめてみると主に3点挙げられます。
まずひとつ目は在宅の仕事だった点です。人間関係に悩んだり叱られたりすることもなく、自宅というストレスフリーの環境のなかで仕事をすることができたのは最高でした。面倒な従業員や嫌なお客さんに応対することもなく、自分の落ち付く環境で好きなだけ仕事を行う事が可能だったため、ストレスも一切たまりませんでした。
2点目は歩合制バイトだった点です。最低限の分量は指定されていたものの、基本的に仕事の分量は自分で決めることができました。ですから、遊びたい日は好きなだけ遊んで、働きたい時は一日中働くといったスケジュールを組むことができたのです。私にとっては、それはメリハリがついて仕事へのやる気が高まる要因にもなっていました。もちろん、さぼってしまえば自己責任となってしまうわけですが、ある程度、仕事を計画的に進めることができる人ならその点は問題ないと思います。
3点目は、責任があまりない仕事だった点です。私の編集したデータはあくまで「素材の下ごしらえ」でしかなく、それらをデザインしていくのは、別の人だったのです。そのため、少々編集を失敗したり、入力を間違っていたとしてもそれによって損害が出る事はまずありませんでした。それは逆に考えると、どれだけ良い仕事をしても相手の手柄になってしまうので、報われない仕事だとも言えるかもしれません。ただ、私の場合、精神的に楽に仕事をでき、それがお金にもなるだけで満足でした。
結局私はこの仕事を1年間ほど続けました。雇用側が全データの編集が終わったことで契約満了となってしまいました。稼いだ額は総額で50万円位とやはり多くはなく、他のアルバイトと掛け持ちをして生活をしていました。とはいえ、こんなに気楽に仕事ができ1か月4万円ほどですが安定したお金が入ってくることを考えると、こんなに素晴らしいバイトはないなと思っていました。ですから、私のように、稼ぎは多くなくてよいから精神的に楽なアルバイトを探している人には、かなり良い条件だと思います。
一方、クリエイティブな仕事を好む人、人と接してバリバリ稼ぎたい人には向かない仕事かもしれません。というのは、このデータ編集の作業の全てがPC上で完結し、基本的には決められたルーチンワークを延々行うものだからです。自宅にこもって単純作業を延々としていくだけなので、人によって向き不向きがあると思います。
        (精神的に楽なアルバイトの体験談 20代男性)

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