大学生のとき経験した深夜のコンビニバイト

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今から20年近く前の話になりますが、私は大学生のとき、田舎にある大手コンビニで深夜にアルバイトをしていました。コンビニバイトといえば、大変な仕事だというイメージが一般的かもしれませんが、少なくとも私が働いていたコンビニは、かなり緩い雰囲気でした。どれくかなりらい緩かったかというと、あまりに楽なアルバイトだったので、大学卒業後に就職してからも副業として続けていたくらいです。ですから、コンビニのバイト歴はズルズルとのび、約5年間働くことになりました。
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深夜のコンビニバイトの仕事内容は、レジ打ち、店内掃除、品出し、配達業者さんとのやりとり等がありました。実際にコンビニでアルバイトをするまでは想像もしていなかったような裏方業務が結構あり、仕事を覚えるまでは少々時間がかかりました。
ただ、ひととおり仕事内容を覚えてしまうと、それぞれの業務は単純作業にすぎないので、楽なアルバイトとなっていきました。私がそのコンビニでアルバイトを始めたのはちょうど、大学卒業シーズンでした。そういったこともあり、大学生の先輩バイトが就職を機に次々と辞めていくという時期でした。そんなことから、当時新人にすぎなかった私は入社して間もないうちに、深夜のバイトリーダーに抜擢されました。
バイトリーダーになってからしばらくは、店長も深夜に出勤されてました。ただ、私が慣れてくると深夜の段取り自体すべてを任されてもらうようになりました。例えば、深夜バイトの他メンバーのシフトや発注などもすべて私がするようになりました。
コンビニバイトをやったことのある人なら、入社して間もなくバイトリーダーになることが大変だと思われると想像します。ただ、私が働いていたそのコンビニはかなりの田舎。深夜1時を過ぎるとお客さんは殆ど来ませんでした…
ですから私は、一緒にシフトに入る後輩バイトと協力して、出勤してから深夜に行う業務を短時間に集中的にこなし、あとは自由に過ごしていました。日によりますが、夜中1時~5時位は、殆ど暇な時間になっていたと記憶します。
お客さんが入店すればもちろんきちんと接客をするわけですが、殆ど来店者がいないので気楽なものです。ですから、ずっと事務所に篭って店の雑誌やマンガ読んでいるか、通勤で使っている車で仮眠をとったりもよくしてました。あとは、私は当時趣味でバンドをしていたので、事務所に楽器持ち込んで曲を書いていたこともありました。
バイトの相方も自分より後に入った大学生または高校生の年下ばかり。自分の都合良い段取り組めたのも楽なアルバイトと化す要因だったと思います。当時は店長にも気に入られて深夜枠はすべて任せてもらえるし、雑誌は読み放題、廃棄の弁当は食べ放題、暇があれば仮眠もとれるし・・と、今思えば好き放題出来るいい身分だったと思います。
なお、今では考えられませんが、当時は賞味期限が切れて廃棄になる食料は好きなだけ持ち帰る事もOKでした。ですから、当時、お金のない大学生だった私は遠慮なく廃棄食材をいただき食事のほとんどをまかなっていました。ほぼ毎日コンビニでバイトをしていましたから、ほとんど食費がかからず非常に助かりました。慣れとは怖いもので、廃棄で出た1個300円以上するケーキなどのデザートも一口食べてゴミ箱捨てて違う廃棄物をまた一口食べるみたいな事を当たり前にしてました。
当時のことをこうやって思い出してみても、楽なアルバイトだったなあと改めて思います。昼学校で眠くても、深夜出勤するのにまったく億劫にもならないくらい、楽なバイトでした。
ただ、お盆休みや正月期間となると、都会に出て行った若者たちが地元に戻ってきて、深夜もかなり忙しくなっていました。なんせ田舎なので、コンビニ以外みんな行く所がないので、朝まで客が途絶えずつづき大変でした。そんななか、店内でお客さん同士のトラブルが起きて警察よんだり、酔っぱらったお客さんに因縁ふっかけられたりもしました。今思えば貴重な経験でしたが、当時大学生だった私はアタフタしたりビビッたりしたものです。
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大学を卒業した後、私は地元のある企業に就職しましたが、「社会で働くのってこんなに大変なのか…っ」と痛感しました。それだけコンビニでの深夜バイトはとても、楽なアルバイトでした。ちなみに、現在は転勤し地元を離れてしまいましたが、帰省するときは必ずアルバイトをしていたそのコンビニに立ち寄っています。私がアルバイトをしていた時代とは状況はかなり変わってしまいましたが、今も店は繁盛してて店長も元気にされていて何よりです。
   (大学生時代の楽なアルバイト体験談 40代男性)

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