学会のクロークでのバイトが暇で楽すぎ

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学生時代、近所に国際会議場があったこともあり医療学会のアルバイトを何度もしました。
職種には受付、タイムキーパー、照明などいろいろあり、ひと通り担当しましたが、中でもクロークの仕事が楽過ぎて楽過ぎて申し訳ないくらいでした。

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クロークの仕事内容ですが、学会参加者の荷物や上着を預かるのと引き換えに番号札を渡し、保管場所に置くというものです。
学会が終わると、荷物を引き取りに来た学会参加者に番号札と引き換えに荷物をお返すという作業も行います。
なぜクロークの仕事が暇で楽かというと、忙しい時間はごく限られていたからです。
荷物をクロークに預ける方は、当然のことながら、学会がはじまる前に集中します。そして、何時間も前からいらっしゃる方はいないわけで、その忙しさは会議が始まる30分くらいに限られているのです。
学会が始まってから遅れて会場に到着される方もいらっしゃることはいらしゃるのですが、一時間待機して数人預けに来られたら多い方です。
逆に、会議が終わる時間までに途中退席して荷物を取りに来られることはほぼ皆無です。
つまり、学会がスタートすれば会議が終わるまで、ひたすら荷物を取りに来る方を待つというのが私たちアルバイトスタッフの仕事となるわけです。
しかもその時間が長くおよそ6時間くらい。
学会というフォーマルな会場なのでおしゃべりやだらけた態度は厳禁とはいえ、基本的に何をやっても自由という状況でした。
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ですから私は時間をつぶすために無料配布された学会のパンフレットをいつも読んでいました。
その6時間がとても暇で楽な時間だったということは言うまでもありません。
会議が終わるのと同時に荷物を引き取りに来られる方が押し寄せますが、それも大変というわけでもありませんでした。
というのは、クローク担当は私の他にあと4人もいたからです。あらかじめ荷物を探す係とお渡しする係に分かれて対応し、混乱する事もなくあっという間に忙しさの波はひいて行きました。
ちなみに、このクロークのアルバイトの拘束時間は8時間でした。拘束時間のほとんどが自由時間のようなものなのに、そのうち休憩が1時間もありました。
正確に計ったわけではありませんが、実働時間はおそらく1時間ほどでしょうか。残りの6時間はひたすら時間が過ぎるのを待っていたわけですので・・。
こんなに暇で楽な仕事なのに、こんなに人数を配置しなくてもよいのではないか?忙しさのピークの時間だけ4人配置すれば十分なのではないか?などとこちらが運営サイドの人件費まで心配してしまう程でした。
ただ運営側としては、会議参加者(ほとんどがお医者様)に失礼があってはいけないので過剰なくらいに厚いシフトを組んでいたようです。
この学会のアルバイトは単発でシーズンが限られていたので、そう数をこなすことはできませんでした。
ただこれだけ仕事が暇で楽だった割には日給1万円以上にもなっていたので、非常においしいアルバイトだなあと常々思っていたものです。
                     (楽なバイトの体験談 20代女性)

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