家庭教師バイトのメリットとデメリット

スポンサーリンク
スポンサーリンク

大学生定番のアルバイトといえば、家庭教師バイトを挙げる人が多いと思います。家庭教師は勉強を教えるだけで時給が高いという点で、今も昔も大学生に大人気のアルバイトです。そんな私も大学生活のうちの約3年間、家庭教師バイトをやっていました。そんな日々のなかで、いろいろ感じたことがあります。そこで、私なりに以下、家庭教師バイトの「メリット」と「デメリット」についてまとめてみたいと思います。
66a8f45131e65ad85853ede7795f8fe7_s.jpg
私が考える家庭教師バイトをするメリット
椅子に座ってできて体力的にラク
・・家庭教師として指導が始まると、勉強は基本的に生徒さん宅で教えます。椅子に座って教えるということになりますから足が疲れる心配もありません。頭はそれなりに使いますが、体力的に非常に楽なアルバイトだと思います。
受験勉強など培ってきたことを生かせる
・・大学生、短大生にとって受験生時代に培ってきた学力を生かせるというのはうれしいことだと思います。あとは、学生時代に試行錯誤したことや失敗したことなど、人生経験そのものが教える題材になりえます。他のアルバイトの場合、新人はマニュアルを1から覚えなけばならないところが多いですが、家庭教師ならいきなり先生として指導にあたることができます。
他のバイトに比べ時給が高い
・・家庭教師バイトは、登録している家庭教師派遣会社にもよりますが時給1500円以上であることがほとんどです。ある程度勤務をつづけていたら大体2000円くらいになるのが平均ではないでしょうか。また、超難関大学の学生しか登録できない家庭教師派遣会社の場合、時給3000円以上といった好条件も提示されると聞いたことがあります。いずれにしても、学生のアルバイトにしては非常に高い時給だといえます。同じ時間働いてたくさん稼ぐことができるという点ではやはり魅力的なのではないかと思います。
人を指導をする経験を積める
・・家庭教師は生徒さんを指導するのが仕事です。指導をを通して、家庭教師自身も色々な発見があり大きく成長できることもあると思います。人を教える経験を学生時代に積んでおくことは、社会に出てからも有効に作用することが少なくないと思います。ちなみに、私の知り合いの場合、教職を目指していましたから家庭教師バイトはすごく役立ったと話していました。
自分の都合を優先させやすい
・・基本的に教える曜日は事前に決めるですが、時に忙しいときは変更したいもの。例えば大学のテスト期間やサークルの合宿、地元への帰省など。そんなとき、生徒さんと親御さんに相談したら他の日に振り替えてくれるかもしれません。それはご家庭の事情にもよりけりだと思いますが、少なくとも他のアルバイトと比較してもかなり融通が利くアルバイトだと思います。
先輩や上司が存在しない
・・仕事を通して誰もが悩むといわれるのが人間関係。とりわけ上司や先輩の存在はストレスの要因になりやすいもの。その点、家庭教師は生徒さん宅では「先生」と呼ばれ上司や先輩自体が存在しないので気楽なものです。生徒さんと親御さんとしっかりコミュニケーションをとっていれば、人間関係で悩むことはほとんどなくなると思います。
お菓子等が出ることもある
・・こちらは完全にご家庭によってさまざまですが、休憩時間にお菓子やコーヒーを出してくれるケースが結構あります。なお、私の友人が教えに行っていたご家庭はかなり裕福で、寿司の出前や高級ショートケーキが出てきたという話を聞いたこともあります。
受験の知識が定着する
・・受験勉強を通してせっかく覚えた知識も、大学生の多くはそれを使わないまま忘れてしまいます。それは考えてみれば非常に惜しいことです。それg、家庭教師バイトをしていたら、受験知識を普段つかったり時には予習をしたりするので、知識の埋没を防ぐことができるのです。一生ものの教養が定着するとともに、短期的には就職試験のSPIや公務員試験にも生きてくると思います。
喜びを分かち合える
・・教え子の成績が上がったときや志望校に合格した時など、生徒さん・親御さんと共に喜ぶことができます。生徒さんにとって大切な人生の岐路に立ちあうことができるというのは、家庭教師バイトならではで、大きなやりがいを感じていました。
就職活動でも経験を話せる
・・就職活動で必ず面接で聞かれる質問に「学生時代取り組んだことは何ですか?」というものがあります。その題材として「家庭教師バイトを通して学びえたこと」は有効に使うことができると感じました。就職活動のとき私の受けた会社では、家庭教師としての指導経験を話すと特に教育分野では好感を持たれやすかったです。
次に家庭教師バイトの「デメリット」について述べたいと思います。


私が考える家庭教師バイトのデメリット
子供と接するのが苦手な場合きつい
・・家庭教師は勉強ができれば良い家庭教師かというと、そうでもないと思います。なぜなら、「子供と接すること」が指導の前提にあるからです。超難関大学に通っている人でも、子供と接するのが嫌いな人が家庭教師をやったら、苦痛でしかないでしょうし、大した結果も出せないと思います。
性格が合わない生徒さんに当たった場合きつい
・・性格があまりにも合わない生徒さんを教えるとなると、互いに会話に困り、居心地の悪い時間になってしまうと思います。それではなかなか指導効果も期待できないでしょう。その点、家庭教師派遣会社に登録する際に、自身の性格や趣味ほかしっかり書きこんでおくことで、ミスマッチを防げる確率は高まると思います。
親御さんに過度な期待をかけられたときはきつい
・・親御さんのなかには、家庭教師を雇ったら100%の確率で成績が伸びるという風に考えている方も少ないながらおられます。全力で教えるということを言いつつも、生徒さんの努力も必要であることをしっかりと説明しておくことが必要です。
交通アクセスが不便な場合きつい
・・家庭教師バイトは、交通費は基本的には支給されます。ただ、時給が発生するのは生徒さんに勉強を教えている時間だけです。ですから、もし教えることになった生徒さん宅が電車やバスを何度も乗換えせねばたどりつけない場合、移動時間のロスが大きくなります。その点、家庭教師派遣会社から生徒さんを紹介してもらったときに、交通手段等をしっかり確認してから引き受けるか否かを決めることでそういったことを防げると思います。
掛け持ちをしないと大して稼げないかも
・・家庭教師は時給が高いので簡単にまとまった金額を稼げると思われがちです。確かに時給は高いのですが、まとまった時間を指導できないのが難点です。指導時間は生徒さんによりますが、大体一回2時間です。すると、時給2000円だとしても日給4000円ということにあります。そのペースで10日教えたとしても4万円。ですから、1日に2件廻るか、他のアルバイトと掛け持ちをするなど、多く稼ぐためには工夫が必要です。
同世代の人との出会いがない
・・アルバイトをする理由は人それぞれ違っていると思います。もし同世代の友達をつくることを目的としているなら家庭教師バイトは止めておいた方が良いと思います。なぜなら、家庭教師はそれぞれ単独で生徒さん宅に教えに行くので、アルバイト同士の交流はほぼ皆無だからです。
まとめ
以上、家庭教師バイトを3年間やった私が自分なりに思った、家庭教師バイトのメリットとデメリットです。一般的には家庭教師バイトは「時給が高くてラク」だと思います。ただ、それは人によって向き不向きもあり一概にはいえないと思います。ですから、家庭教師バイトをやろうかどうか迷っている人は、そのメリットをデメリットを考えて判断することが必要です。その上で、やってみたいと思う場合、条件をよく確認して自分に合った生徒さんを紹介してもらえば間違いないと思います。
     (家庭教師バイトのメリットデメリット 30代男性)

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました