暇すぎる購買コーナーで働いた思い出

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今までしたアルバイトでいちばん楽で簡単で暇すぎたアルバイトといえば、大学の購買コーナーでのアルバイトのことを思い出します。
私の通っていた大学には購買コーナーが2つあり、1つは本や文具など比較的よく使う物を扱う購買コーナーで、そちらはまぁまぁ忙しそうでした。しかし、もう1つの私の働いていた購買コーナーは、主に大学のロゴが入ったTシャツやタオルやワッペン等、記念品を扱うコーナーでした。
それらは大学生が普段の学生生活に必要な商品ではないため、当たり前ですがお客様はほぼきませんでした(笑)たまにお客様がきても、そういった品々を見て、「へーこういうのあるんだー」という感想を述べ去っていくことがほとんどでした。
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稀に買い物をされるお客様もいたのですが、それも1週間に1人くらいという、それくらいのレベルでした(笑)
私は一応レジ係だったのですが、そういう状況ゆえに、ただただひたすら、1週間に1度来るか来ないかのお客様の為にレジの前で待っているだけという感じでした。
購買コーナーの奥には、購買の責任者であるおじいさんがいたのですが、そのおじいさんも好きな事を自由にしていて、独り言をぶつぶつ言っていましたね。たまに話しかけてくるので、そのおじいさんの話し相手をすることが主な仕事のような感じでした(笑)
暇な時間は、特に目立たなければ私も何をしていても構わなかったのですが、ロゴTシャツ等に囲まれただけの空間では特に何もすることもできず…本当に暇でした。
今思えば、本でも持って行って読んでいればまだ時間を有効につぶせたかもしれませんが、当時は思いつかず、アルバイトの時間中は椅子に座ってただボーっとしていました。
1週間に1人くるか来ないかのお客をただボーっと座って待ち、たまにおじいさんの話し相手をするだけでお給料を頂けるという夢のようなアルバイトでした。
ただあまりにも暇過ぎて、逆に苦痛だと感じたこともあります(笑)忙しい仕事をされている方ならわかると思うのですが、忙しいと時間が過ぎるのもあっという間ですよね。でも逆にあまりに暇だと時間の流れというものは異常に遅いものなのです。
1週間に1人くらいしか買い物客がいないその購買コーナーだけは、大学構内のなかでも時間が止まったようでした。そんなに長い時間働いたわけでもないのに、ものすごく長時間働いたという感覚がありましたね。
あんなに暇で楽すぎる仕事は、今探してもきっと見つからないでしょう。あれはあれで貴重な時間を過ごせたと思っています(笑)
                 (30代女性)

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