楽すぎた「看板持ち」バイトの話

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私は、高校生だった頃、道路沿いで看板持ちをするアルバイトをしたことがあります。その看板は、お客に建物展示場の場所を案内をする看板でした。
その仕事内容は、パラソルの下でただ椅子に座って看板をもってるというだけという、非常に楽なものでした。

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それだけ楽な仕事なのに、時給は何と900円!私の地域においては結構時給が高い部類のアルバイトでした。
何故こんな簡単な仕事なのに高い時給を払ってまでアルバイトを雇う必要があるのかな?と思いましたが、おそらく勝手に看板を設置できなくいということで人が持っている必要があったんでしょうね。
看板持ちのアルバイトは朝8時からスタート。途中、小休憩・お昼休みを挟み17時までが勤務時間でした。
勤務時間といっても、ただ単に看板を持って座っているだけですから、とにかく暇で暇で仕方ありませんでした。
今のようにスマホがない時代でしたから、暇つぶしには困りましたよ。ただ、何といっても、仕事内容が楽なのでおいしいアルバイトでした。
看板を手に持っていさえすれば基本的に何をしてもよかったです。ですから、水分補給のためにお茶やジュースなどを持って行ったし小腹が空いたとき用のお菓子も持って行ってましたね。
看板持ちの勤務時間がスタートして最初のうちは、車に乗っているドライバーの視線が気になりましたね。
ドライバーからすると「あれは一体なんだ!?」と思うわけでしょう。でも、見てもらうのが仕事なので、しょうがないかな・・と思いました。
先輩のアルバイトスタッフからは、看板をドライバーに見てもらえるように少し道路側に向けるというコツを教わりましたね。
それがちょっとしたテクニックらしく、他には特に教わりませんでした。というより、教えることがないほど簡単すぎる作業なので・・
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看板持ちの勤務時間スタートからある程度時間が経つと、いつしか、ドライバーに見られるのも何とも思わなくなっていました。
ですから、本当に楽ちんで何のストレスもたまらない時間をダラダラと過ごすだけでよかったわけです。
あと、看板持ちのアルバイトをした日は、気候にも恵まれていました。春先ということもあり、過ごしやすかったですし、日差しもそれほど強くなかったですね。
気になったのは、春なのでちょっと風が強かったくらいでしょうか。
ただ、もし真夏だったら日差しの強さや気温の高さで、看板持ちのアルバイトは、ちょっぴりきついバイトになるのかもしれないなとふと思いました。
仕事をしている友達からはよく「一日中立ちっぱなしの仕事は疲れるぞ」という話を聞きますが、私のやった看板持ちのバイトはその心配もなく・・なんせ一日中座りっぱなしだったので、本当に楽ちんでした。
これほど楽なアルバイトってなかなかないんじゃないか?と今でも思ってます。
それ以後、私はコンビニやスーパーなどいろいろなアルバイトを経験しましたが、この看板持ちのアルバイトが楽さにおいてやはり一番です。
もし、時給がもっと良くて1年中仕事があるようなら本業にしたいくらい、看板持ちのアルバイトは、最高の仕事でした。
                        (10代男性)

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