楽で暇すぎた倉庫での仕分けの仕事

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20代の頃にやっていたアルバイトの話ですが、これがとても楽で暇すぎる仕事でした、それは、ある医薬品関係の物流倉庫での仕分けの作業で、派遣会社を通じて雇ってもらってました。
私が配属された部署はおじさんばっかり10人くらいの部署でした。その会社が運営する倉庫には、一日に二回、10時と14時くらいにダンボール箱に包まれた商品がどかっと入ってきます。それを倉庫内で仕分けていくというのが私たちに課せられた仕事でした。
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仕分け作業と聞けば、次から次へと仕分けする商品がやってくるイメージを持たれている方も少なくないと思いますが、その派遣の仕事は、全くそんなことはありませんでした。
そんなに荷物の数も多くないのにそれを10人で分担するわけですから、仕分け作業自体、だいたい30分~1時間くらいで終わってしまうんですね。
あとはというと、暇でやることが何もないわけです(笑)。ですから、倉庫内をブラブラ散歩するか、おじさんと話すか・・・くらいのもんで・・
それだけ暇なら、他の部署を手伝ったりしないのか?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、なかなか手伝いにくい事情もあったわけです。
というのは、荷物が入ってくるのは一応は、10時と14時くらいと目安はあったものの、日によって前後することはよくあったのです。急に予想外の時間に入ってきてしまうこともあったので、私たちはいつ荷物が入ってきてもいいよう待機しておく必要があったわけです。もし持ち場を離れて、他の部署を手伝っているときに荷物が入ってきたら、どっか行っちゃって何してたんだ!?ってことになっても困るわけですし・・・。
どんなメンバーがその倉庫に派遣されていたかというと、私がその倉庫での仕分け作業を始めたころ、若い男の子が2人いましたね。
片方はお気に入りの仲の良いおじさんとずっと話してました。もうひとりの子は人間関係自体が不得意そうな子で、(まぁ倉庫の仕事を選ぶくらいですから)どのおじさんともあまり話す様子もありませんでした。彼が何をしていたかというと、医薬品の置かれた棚を眺めてすごしたり、パートのおばさんの(他の部署の)ホワイトボードの出勤、退勤の様子をみたり、パソコンで今日の仕事の内容のチェックをしたり。要はやることがあまりになく暇すぎたということです。
私ですか?私は彼の真似をして過ごしていることが多かったですね。私も人間関係がそんなに得意ではないので・・。何かやってるふりをしていたという感じです。
でもまぁほどなくして、私にも後輩になるおじさんができました。そのおじさんとは仲良くさせてもらってましたね。やさしいおじさんだったので話しやすかったです。ひょろっとしてて、頭が禿げてて、仕分け自体は、体使う肉体労働なので汗かくので頭にバンドを巻いててね、光GENJIみたいだったですけど。
まあ、そういったことはどうでもいいんですが、要は、仕事が暇で皆、やることがなかったということです。仕分け作業もとりわけ難しいことなど全くありませんでしたし、ややこしい人間関係もなかったので楽ちんでしたね。以上、私が体験した楽で暇な派遣のお仕事のお話でした。
                                (30代男性)

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