温泉街土産屋でのリゾートバイト体験談

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夏休みのお盆前後の一週間ほど、長野県の山間部にある温泉街のお土産物店で住み込みのアルバイトをしました。
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都会から地方の観光地に出向き一定期間働くアルバイトで、いわゆるリゾートバイト(リゾバ)と呼ばれるものです。一緒にそのリゾートバイトをすることになったのは同時期に6人ほどの女の子ばかりで、一軒家を貸し切って生活し、地元の温泉も使用させてもらっていました。
そのリゾートバイトの勤務先であるお土産店での仕事内容にはレジ打ちや陳列などいろいろありました。温泉地の土産屋といえば忙しそうなイメージがあるかもしれませんが、何せ不便な山奥なのでいらっしゃるお客様は年配のご夫婦が多く、品の良い方ばかりでレジで対応に困ることはありませんでした。
私がそのリゾートバイトをした時期は一応繁忙期ではありましたが、みなさんゆっくりとお過ごしで、急かされるような場面もなく、笑顔で対応していれば問題はありませんでした。バスが温泉街に到着する時間前後の時間帯を除くと、お客様の往来は細々としたものでした。
あまりにやる仕事がなくて、DMのハンコ押しをしたり、時には、近くの畑で芋ほりやトウモロコシの収穫に行ったこともありました。
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トウモロコシの皮を剥きながら同僚のアルバイトたちとおしゃべりしたり、「新鮮なものは生で食べれるよ」と言われそのままかじりトウモロコシの甘さに驚いたり、実から小さな虫が出てきては大騒ぎし笑われたり・・
そういった街中では体験できないような体験を支配人は私たちにいろいろさせてくれました。仕事をしに来ているというよりは、友達とキャンプをしに遊びに来たような感覚でしたね。



私は割と地理に詳しい方だったので、お土産店では観光案内の説明も任されていました。例えば、近くのおすすめの観光地を説明したり、バイクや自家用車で見えた方におすすめのドライブルートを案内したりもしていました。また、おしゃべりも好きなのでお客様と話が弾み、それもとても楽しかったです。その様子を見て支配人は笑顔で見ながら「良いね。自由に好きなようにやればいいよ」と任せてくださりました。
電話やお客様からの質問に対しわからないことがあるケースもありましたが、叱られることは全くありませんでした。ですから、プレッシャーを感じずにのびのびと仕事をすることができました。
夕方の最後のバスが行ってしまうとゆっくり片づけをして閉店です。閉店後は、調理場でその日に収穫した野菜ほか食材を渡されみんなで夕食を調理。部屋に帰ってワイワイ賑やかに食べていました。夕食をとった後は、近隣の温泉宿へ向かい温泉に入ります。毎日のように広々した温泉に入浴させていただき、とても優雅な気分でした。その温泉宿の方も親切でいつも気持ちよく声を掛けてくださいました。
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そのリゾートバイトでは、山野草を取りに行ったり、ジャガイモを素揚げにして食べたり、勤務中とは思えないような過ごし方をさせてもらえたのも良い想い出として残っています。都会にいれば時間や、身なりなど人目を気にしたり、失敗に対しても厳しく言われますが、そのリゾートバイト先では、和やかで『何とかなるよ・大丈夫だよ』というのんびりした雰囲気が漂っていました。
登山好きの支配人は人間が自然の力には敵わないと思ってらしたのか、小さなことにこだわらずいつも穏やかに対応される人柄でしたので、自然とスタッフもその雰囲気に居心地の良さを感じていたと思います。そのリゾートバイトの日給はあまり良いとは言えませんでしたが、三食付きで温泉に毎日入れましたし、何より、都会ではできない体験をいろいろできて十分すぎると思った記憶があります。
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                          (リゾートバイトの体験談 30代女性)

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