私が考える「楽なアルバイト」の条件

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私は今まで数多くのアルバイトを経験してきました。短期バイト、長期バイト含め 職種もさまざまです。
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そのアルバイト生活を踏まえて「楽なアルバイトの条件」について考えてみました。私がアルバイトをする中で徐々に気づいていったことがあります。それは同じ時給をもらっても、その仕事量や負担はまったく違っていたということ。高い時給が発生する仕事が、必ずしもしんどい仕事であるとは限らないのです。
例えば 引っ越しの短期アルバイトをした時は、非常に過酷なアルバイトでした。先輩アルバイトから、終始怒鳴られっぱなし。エレベーターのないアパートで階段を冷蔵庫やタンスを持ち運び、往復した時は、腕がも切れてしまうのではないかと思ったほどです。一方で、大学生のときにやった美術館監視員のアルバイトはとにかく楽なアルバイトでした。美術館の一角に置かれた椅子に座って、ただぼーっとしているだけ。バイト中、疲れることも一切ありませんでした。
引っ越しのアルバイトと美術館監視員のアルバイトは、使った体力や精神への負担は雲泥の差がありました 。しかし時給は同じ1000円でした。
そんな時、同じ時給で働くならば、できるだけ美術館監視員のような「楽なアルバイト」を選んだほうが お得なのではないかと思うようになりました。ただ一方で、そういった「楽なアルバイト」でも、視点を変えるとその余りに暇で楽な状況が苦痛になるケースもあるなとも思いました。
例えば、大学生の時やったアルバイトの一つに交通量調査のアルバイトがありました。楽なアルバイトの代表例の一つとしてとても人気があるアルバイトです。やる仕事内容としては 目の前を通過していく車の台数を数えて 記録用紙に記録していくという簡単なものです。どう考えても楽なアルバイトです。けれども、最初やったとき、それが長時間に及んだため、しんどいなと感じました。というのは、あまりにも退屈で暇で、時間が過ぎるのを長く感じたからです。
1時間ぐらい時間が経ったかなと思って時計を見たら、まだ10分ぐらいしか経っていなかったということもしばしば・・。忙しいアルバイトなら、知らないうちに時間が過ぎているだろうに、交通量調査バイトをした時は1日が過ぎるのがとても長かった記憶があります。春や秋の気候が穏やかなシーズンならまだしも、真冬真夏といった厳しい気候条件にさらされる時は、さらに時間が過ぎるのが長く感じました。
そんな事を考えると「楽なアルバイト」とは、時間が長時間に渡る場合、その暇な時間をどう過ごすかで、その「ラクさ」の度合いも違ってくると思いました。つまり、「暇な時間」をどうとらえるか、本人の考え方次第というわけなのです。
「暇な時間」を「ありがたい」とプラスに考えるか、それとも「退屈だ」とマイナスに考えるかによって、精神的な負担が大きく変わってくるのです。言うまでもありませんが、暇な時間を有意義にプラス思考で使うように考えた方が、やっている仕事を「楽な仕事」だと感じやすいわけです。
現に、交通量調査バイトで暇な時間が発生した時に、「この暇な時間を有意義に使おう」と考えるようになってからは、「楽なアルバイト」だと思えるようになりました。私の場合、暇な時間をそのときどう過ごそうと考えたかというと、将来やってみたい目標を考えて空想してみようと考えました。将来は、自分の飲食店を開業したいなあといった夢です。すると、不思議なことに暇な状況が「ありがたい」と思うようになり時間があっという間に過ぎていくようになりました。
普段忙しくアルバイト生活を送っている身からすると、なかなかまとまった時間を持って将来について考えるということはありませんでした。ところが、交通量調査バイトの場合、暇な時間が膨大にあるので 車の数をカウントし記録するという最低限の仕事さえしていればあとは何をしても自由でした その自由な時間を有意義に使うことを考えることで、非常に楽なアルバイトだと感じるようになったわけです。
以上のように、私は「楽なアルバイト」とは仕事が簡単で暇な時間が多いということに加え「心の持ちよう」も 要素として重要だと思いました。同じ仕事をしていても、笑顔で楽しくしている人もいれば いつも不満ばかり唱えている人もいます。前者の場合、どんな仕事をしてもプラスのことを探す習慣ができているので、楽な仕事だと感じやすいわけです。一方で後者の場合、いくら仕事量が少なくても マイナスなことを探してしまうので どんな仕事でもしんどいなと感じやすくなります。
そのようなことを考えたとき、仕事量が少ない仕事を選び、かつ常に「プラスのこと」をそのアルバイトの中に見つけるのことがやっている仕事を「楽な仕事」だと感じるための条件だと言えるかもしれません。あとは、時給がなるべく高ければ生活も楽になるので、それに越したことはないと思います。
   (楽なアルバイトの条件とは 30代男性)

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