精神的にも仕事的も楽な交通量調査

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私が今までやったアルバイトの中で「精神的にも仕事的にも楽だな」と思ったのは、交通量調査のアルバイトです。交通量調査のアルバイトは、道路に通る車の数を数えるだけという本当に簡単な仕事です。
交通量調査のアルバイトをするまでは、調査には専門的な知識やノウハウが必要なのではないかというイメージがありました。いろいろ分析をしたり、統計学の知識が必要だったりするのかなあと。しかし、実際にやってみて、そんなことは全くなく、誰にでもできるような簡単なお仕事だということが分かりました。
交通量調査の調査地点はそのときによっていろいろ違っているのですが、私が初めて交通量調査をやったときは、東京から栃木県に移動しての調査でした。調査は早朝からですから、前日の夜に集合して、数台のハイエースに分乗して現地に向かうという感じでした。交通量調査員バイトたちはその間は車内で仮眠ということになります。
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朝現地に着いたら準備をして、7時~19時までの交通量12時間調査がスタートしました。12時間って長いなあと思っていたのですが、休憩時間はその12時間のうち何と3分の1もありました。2時間調査をしたら、他の調査員と交代して1時間休憩みたいな感じでした。
交通量調査の仕事内容は、目の前に通る車両を種類ごとにカウンターを使ってカウントしていくというごく簡単なものでした。トラック○台、乗用車○台、バス○台、バイク○台みたいにひたすら車両の数を数えていくだけです。そして1時間毎にその台数を用紙に転記していくのです。単に目の前を通過する車両の台数を数えて記録するだけなので、間違いようもありません。しかも椅子に座ってカウントを行うので足腰が疲れることもありません。世の中にはこんなに簡単な仕事もあるんだなあと驚いたほどです。ですから、初めて交通量調査をやる方も、「初めてだけど自分にできるかなあ・・?」みたいに不安になる必要性は0といっても良いと思います。
交通量調査で良かったもうひとつのポイントは、「人間関係がラク」だったことです。私は人見知りで、誰かとコミュニケーションをとるのがとても苦手です。また、以前勤めていた会社でパワハラに遭って苦しんだ過去もあり、人間関係を構築していくことに自信がありません。しかし、交通量調査のバイトは、誰かに監視されることもなく、ずっとひとりで作業しているので、精神的に本当に楽でした。
厳密にいうと、休憩時に他の調査員と交代するときに、少し会話を交わすわけですが「お疲れ様です」「よろしくお願いします」程度の最低限の会話をするだけで問題ありませんでした。また、そこには「先輩ー後輩」「上司ー部下」みたいな上下関係など皆無で、全く緊張することもありませんでした。むしろ、こんな人見知りの私が、気楽に世間話をしてしまったほどです。あと、巡回スタッフが、1日のうち2回ほどチェックしに来ましたが、真面目に仕事をやっていたら何か言われるようなこともありません。中には、仕事をサボったりする人もいるらしく、それを防ぐために巡回しているそうです。
交通量調査で少し大変だなと思ったのは、何しろ仕事場が路上なので、気候の影響をモロに受けるということ。昼間は陽射しを受け、夜は冷え込んだので、季節によってはそれなりの対策をする必要があるなと思いました。あとは、当たり前のことながら仕事中の居眠りは厳禁なので、集合場所に行くまでに、しっかり睡眠をとっておいた方が良いなと思いました(車内での仮眠はなかなか寝れるものでもありませんでした)。
これだけ簡単で精神的に楽な仕事なのに、日給は10000円いただきました。他のバイトで10000円稼ごうと思えばかなりしんどい思いをしないといけないと思いますし、本当にお得な仕事だなと思いました。それだけ楽に稼げるということもあって、交通量調査のアルバイトは、かなり人気があるそうです。
交通量調査のアルバイトは、アルバイト情報誌のほか、「バイトル」や「シフトワークス」など求人情報サイトで「交通量」「交通量調査」といったキーワードでフリーワード検索してみても、時々見つかったりします。人気が高いバイトなので、もしやってみたい方は、キュ人が見つかればできるだけ早めに応募する方が良いと思います。会社での人間関係に疲れている方、人見知りで人と接するのが苦手な人にもうってつけのアルバイトではないかと思います。
                          (精神的に楽な仕事の体験談 20代男性)

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