精神的にも楽だったお寿司製造バイト

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「暇で楽なアルバイト」といえば、高校生の時、長期休暇の間だけしていたお弁当製造工場のアルバイトがとても楽だったのを思い出します。

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私がアルバイトをしていたお弁当工場ではいくつかの作業がありました。
例えば、ラインに流れてくる3つセットのおにぎりの上に梅・昆布・鮭などの具をひたすら載せていくというもの。
あるいは、お弁当ケースの空いたスペースに唐揚げをひたすら載せる作業や、ずっとシールを張り続ける作業、配置された漬物を整える作業といったものもありました。
どれも単純作業で簡単なものばかりでした。
その中でも最も楽だった作業は、お寿司のシャリ部分を製造するというものでした。
シャリと言っても、お寿司屋さんに納品するような本格的なものではなく、スーパーやコンビニなどで販売するパックのお寿司に使われるシャリを製造するというものでした。
私は今までお寿司のシャリは全て手作りされているものだと思っていたので、その作業をしたときかなり衝撃を受けたことを覚えています。
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作業方法は本当に単純でした。まず、シャリ製造の機械にしゃもじを使って御飯をセットすることから始まります。既に御飯は他の会社から送られてきた酢飯を使うので、味付けなどはこちらで作業することはありません。
シャリが出てくる部分は円盤になっており、6個くらいシャリを載せることができるくぼみがあります。スイッチを入れるとその円盤が回り、シャリが2個できた状態で止まるので、そのできたシャリを回収。
次いトレーに並べていきます。それがいっぱいになったらラップをかけてその上に更に1段並べていくという作業工程を繰り返していきます。
あとすることと言えば、御飯がなくなれば機械のブザーが鳴るので、そのタイミングで御飯をまた追加するというものはありました。それもごく簡単な者でした。
確かに1日の製造ノルマなどはありましたが、機械が全て作業をしてくれるので1日分のノルマは午前中のうちの3時間程で終わってしまっていました。
寿司のシャリはたくさんできすぎても困るようで、「できるだけ時間をかけてやってね」と言われたほどでした。早く作業をしすぎては時間が余って返って困ってしまうので、ゆっくり作業をしていましたね。
プレッシャーをかけられることもなく人間関係も皆無に近く精神的にも楽で、他のどのアルバイトよりも疲れませんでした。それだけ暇で楽ちんな仕事なのに意外と時給は結構良かったので、羨ましがられたのも良い思い出です。
        (楽なバイトの体験談 20代女性)

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