結婚式カメラマンバイトの体験談

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私が今までやっていたアルバイトの中で、特に楽でやりがいがあると思ったのは、結婚式カメラマンのアルバイトです。もともと私は写真が好きで、結婚式など人の晴れ舞台と立ちあうのが好きでした。求人雑誌でアルバイト募集の記事を見つけて応募。面接の末にある写真事務所に採用になりました。
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結婚式カメラマンの仕事は、結婚式場で催される式を撮影する仕事です。
2台の一眼レフデジタルカメラをかついで、挙式、披露宴など結婚式の様子をシャッターにおさめていきます。
どんなショットを撮影するかは、事前に研修があり先輩カメラマンが実際に撮影する様子を見ながら少しずつ身に着けていきました。
時には、補助カメラマンとして横で撮影し、一人前の写真を撮影できるようになると、ひとり立ちです。
例えば披露宴の撮影の場合、入場からはじまり、新郎新婦が笑顔で話をしている様子、出される食事、参列者が談笑している様子、スピーチする人物などのショットを撮影していきます。
結婚式はやり直しが効かないだけに、二度と同じ場面は到来しません。そういう意味では、失敗が許されないシビアな仕事だといえるかもしれません。ただ、その緊張感をかき消してくれるほど、新郎新婦の一生に一度の機会を共有できるという喜びは大きいものがありました。また、結婚式という晴れ舞台であるだけに、新郎新婦や親御さん、参列者も皆終始ニコニコ。シャッターを押すたびに、「カメラマンさんありがとう」と感謝されて遣り甲斐もありました。
結婚式が終わると、新郎新婦はリムジンで会場を後にします。それを参列者とともに手を振って見送ります。予定していた段取りが終わると写真事務所に戻ります。写真事務所では早速、撮影した写真の編集作業にとりかかります。焦点が合っていないものやブレてしまっているデータは削除し使えそうな写真データをCDRに保存。そのCDRを現像専門の業者に出すと、翌日には現像した写真があがってきていました。
結婚式は基本的に土日祝日のみなので、以上のような作業は土日祝日にやるということになります。結婚式がない平日は何をするかというと、そういった写真の整理作業や編集作業を進めたり、新郎新婦に送るアルバムを作成したりしています。私が所属していた写真事務所では、自分のやるべき仕事量を考えて、平日は各自、自由出勤というスタイルでした。
平日は、結婚式当日の慌ただしさとは一変し、同僚たちもまったりした雰囲気。雑談をしながらのんびり作業をすすめることができ楽な仕事だなあと感じていました。
結婚式カメラマンのアルバイトは、結婚式当日は集中力を持ってテキパキと行動する必要があります。ただ、結婚式の流れは大体同じで、撮影すべきショットもほぼ決まっています。基礎さえできてしまえば、あとは同じことの繰り返しで、どんどん仕事が楽になっていきました。
例えば「次はケーキカットの撮影だから前に移動しなければ」「親御さんの手紙を読むシーンだからズームで撮影だ」みたいに、頭で考えなくても、体と手が自然と動くようになっていきました。
撮影に少し慣れてくれば、あとは、より魅力的な写真を撮影できるようになりたいという欲が出てきます。私の場合、先輩から写真撮影のノウハウを聞いたり、結婚情報誌の写真を家で眺めたりしながら「今日はこのショットにも挑戦してみよう」みたいな感じで、少しずつ写真の腕を上げていきました。
カメラでの写真撮影や接客が好きな人なら、結婚式カメラマンのアルバイトは最高に楽しいアルバイトだと思います。何より、一生に一度の新郎新婦の晴れ舞台に立ちあえるというのはとても素晴らしいです。
(カメラでの写真撮影と接客が好きな人に最適!「結婚式カメラマン」のアルバイト 30代男性)

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