自動販売機への飲料補充バイト体験談

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私は今から2年前、大学生でした。就職活動を終えて残りの大学生活を充実させたいと思い、何か楽しそうなアルバイトを探すことにしました。私自身は内気な性格ということもあって、他人とコミュニケーションを取ることが苦手でした。そんな点を踏まえた上で、自動販売機に飲料の補充をするアルバイトをすることにしました。
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このアルバイトの仕事内容を端的に言うと、JRの駅や駅ホームに設置されている自動販売機に飲料を補充していくというものです。以下、簡単にこのアルバイトの1日の流れについて書いてみたいと思います。
出勤時間は朝8時半です。まずは職場に集まって全体ミーティングを行います。ミーティングを終えたらシフトで決められているペア(運転手:正社員 助手:アルバイト)でトラックに乗り、各担当のルートに向かいます。駅に向かっている最中、助手であるアルバイトスタッフは「検量」(飲料を何本補充したらいいか)を資料をもとにチェック。目的地の駅に到着したら、検量した分の飲料をボックスに入れ、台車の上に乗せて運んでいきます。
自動販売機に飲料を補充し終えたら売り上げ分の集金を行います。あとは自動販売機横に設置されているゴミ箱のゴミを回収。それで1駅分の作業は完了です。こういった作業を午前中に3~4駅分、午後にも3~4駅分行うのです。1日の作業を終えたら職場に戻り、その日に集金したお金を機械で確認。翌日分の飲料ケースをトラックに積み込み、翌日のルートを確認したらその日の仕事は終了です。
なお、このアルバイトには上記のような作業以外に「コラムチェンジ」という業務もありました。コラムチェンジとは、端的に言うと、シーズンの変わり目に、冷たい飲み物や暖かい飲み物入れ替えるという作業のことを指します。春先や夏場には冷たい飲み物を、秋口や冬場には暖かい飲み物を投入するのです。この作業は当たり前のように思えるかもしれませんが、売り上げを伸ばすうえで実はかなり大切な業務なのです。
このバイト先では、アルバイトスタッフも社員さんも皆良い人ばかりで、人間関係が楽でした、私は、この自動販売機への飲料補充バイトを通して、人間関係が楽な職場環境でやる仕事は面白いなと感じました。基本的に2人で仕事をしていくので徐々に打ち解けて仲良くなっていきますし、仮にそうでないにしても移動中や作業中は必要最低限の会話のみで済むので気楽に仕事に取り組むことが出来たと感じます。
この職場には正社員とアルバイトを合わせて20人前後しかいませんでした。程よい人数でアットホームな雰囲気でしたね。誰もが気さくに話しかけてくれましたし、大学生だった私をいろいろ気にかけて下さいました。私はそれまで塾講師やスーパーマーケット店員など様々なアルバイトをしていたのですが、職場における人間関係がややこしくてどの仕事も長続きしませんでした。ただ、この大学生最後にやった、自動販売機への飲料補充バイトは違っていました。ひととおり業務を覚えてしまえば仕事内容も楽でしたし、何より人間関係が楽だったので、毎日笑顔で仕事に取り組くことができました。
  (人間関係が楽なアルバイトの体験談 20代男性)

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