蛍光灯製造工場でのアルバイト(夜勤)

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私は以前、繁忙期の工場で2ヶ月半アルバイトをしていました。その工場では蛍光灯などを製造していたのですが、人間関係が楽で働きやすい職場でした。
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そのアルバイトが、私にとってはじめての工場勤務でした。工場内にはいくつかのラインが設けられていて、仕事が細かく分かれていました。とはいえ、それぞれのアルバイトスタッフがやる仕事内容は単純で簡単なものばかりでした。
その工場にアルバイトに来ている人のなかには、何年も勤めているベテランさんもいましたが、私のように初めて参加する人も多くいました。既に人間関係ができあがっている職場ではなかったので、「輪に入らなきゃ!」というプレッシャーを感じることもありませんでした。しかも1日~の勤務でOKということもあり、人材が流動的でした。そういった点も、人間関係が楽である要因になっていたと思います。
勤務日についても自由度が高かったです。事前に仕事に入れる日をあらかじめ申請して、決まればメールで連絡がくるというシステムでした。自分の都合に合わせ、好きな日に働けるのも良いなと感じました。私はその工場では夜勤を選びました。理由は日勤より夜勤のほうが給料が高かったからです。実際に働き始めて思ったことは、夜勤は人数が少なめで働きやすい職場環境だなと感じたこと。
休憩室も人で埋まることがなく、それぞれ一人テーブルを独占する形でのびのびと休憩をしていました。スマホをいじっている人、音楽を聞いている人、読書をしている人などもいて、そこでは各自が過ごしたいように時間を過ごしていました。いわゆる派閥といったものも存在しませんでした。そういったラフな雰囲気も人間関係が楽で働きやすいなと感じました。
その工場では主に蛍光灯を製造していました。蛍光灯をつくる工程で、アースをさして留めるだけの人、シールを何ヵ所かに貼る人、チェーンを取り付けてシールを貼る人、止め金具を何ヵ所かに取り付ける人、など細かく役割が分かれていました。その日の勤務開始時間に、メンバーの熟練度や体力などから見て社員が割り振りをしていました。熟練度といっても、どの作業も単純作業で簡単なものばかりなわけですが。
初めて配属された場所ではきちんと指導もしてもらえました。殊に私は女性ということもあり、体力が少しでも使う現場では周囲の人が助けてくれたり、アドバイスをくれたりと人間関係は至って良好でした。工場内の雰囲気も良い感じで、みんなで表示板を見ながら「あと何個だね」、ラインのスピード上がってきたら「何時には終わるかな」などと皆で言いながらやっていました。
工場での作業はどれも単純作業なのですが、ライン作業ゆえに一定の忙しさがありました。ですから、忙しくもなく暇すぎることもなくといった感じで、あっという間に時間が過ぎていくように感じられました。作業に飽きたなですとか、疲れたななどと思うような場面も特にありませんでした。
忙しい時間帯は自分の仕事に夢中で会話もありませんでした。ですから、人見知りする人でも「何かしゃべらなくちゃ」みたいなプレッシャーがかからないので良いと感じました。一つの仕事が終わって、違う蛍光灯を作る時は切り替え待ちの時間が発生します。そんな待ち時間はアルバイトスタッフ同士、暇になって自然と周りの人と会話が生まれていました。会話といっても アルバイトをしている理由や恋人とのエピソードを聞いたりなど、終始和やかな雰囲気で楽しかったです。取っつきにくい人や苦手な人は一人もいませんでした。
その工場でアルバイトをしている人は、20代後半から30代の男性が中心でした。中には50代の人もいました。年齢層からしても落ち着いた感じの人が多く、変なもめ事やケンカが起きたなんてことも一度も耳にしたことはありませんでした。
そうこうしているうちに契約期間の2ヶ月半もあっという間に終わりました。初めての工場バイトは楽しく過ごせたと思います。人間関係が楽で落ち着いた職場環境だったゆえに働きやすかったですね。社員さんも、全体をまとめつつも程よい距離で親しくしてくれて上下の人間関係も楽でした。
  (人間関係が楽なアルバイトの体験談 30代女性)

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