4年間続けたポスティングバイト体験談

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私は大学生のとき、学費を稼ぐために色々なアルバイトを経験しました。そのなかで特に楽なアルバイトだと思ったのはポスティングのアルバイトです。
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最寄駅から下宿していたアパートまで20分ほど歩いていたのですが、その時間を何か活用できないか?とある日考えました。そんななかで偶然見つけたのがポスティングバイトでした。
ポスティングとは、指定されたチラシをアパートや各一般住宅のポストに投函していくという仕事です。私は学校の通学下校で週/3日ほどのペースでポスティングバイトをしはじめました。当時、1枚投函するごとに0.6円が収入となっていました。それに加えて、私の配布したビラを見てお仕事を依頼されるお客樣がいたら、歩合で一件500円~1000円の手当てが付きました。
1枚投函して0.6円というのは、確かに単価は低かったですが私は満足していました。なぜなら、自分の好きな時間に配布できますし、知らないうちに意外とまとまったお金になっていたからです。
ポスティングするチラシは、定期的に自宅に届けて貰うことができました。事務所まで取りにいく手間がかからないというのは非常に助かりました。また、自由度が高く楽なアルバイトだなと感じました。「○月△日までに配布してください」という感じで期限こそ指定されましたが、それ以外は完全な自由。出勤日も勤務時間も自分に設定することができました。
また、まとまった休暇も事前に申請しておけば自由にとることができたのも助かりました。私の場合、大学の試験期間や旅行に行っている期間は、ポスティングバイトはお休みしていました。出来高制であるだけに必要以上に気を使うこともありませんでしたし、首を切られる心配もなく安心して続けることができたので良かったです。


配るチラシの種類は様々でした。塾・飲食店・便利屋・探偵・エステ系・美容室のチラシが多かったです。世の中こんなに沢山の仕事があるんだなあと、当時大学生だった私は興味深く、配布するチラシを眺めながら感心していたものです。
チラシを配る仲間を紹介しその紹介した人が3ヶ月続いたら500円頂けたりするといったボーナス的なものもありました。ですから、ビラ配りのバイトが続きそうな大学の同級生を紹介したりもしてました。皆、ポスティングバイトを気にってくれて皆長期で続けていました。
とはいえ、全く楽なアルバイトだったかというと、そうでないと感じたこともありました。例えば、ポスティングを頑張ってしても全く反応の無い月が半年続いたとき。そんな時期は、チラシを投函することに意味があるのだろうか?と考えては、ときどき空しさに襲われていました。あとは、梅雨の季節。ただ雨に打たれるのが辛かったりなんていう経験もしました。一方、深夜は「お疲れ様」と新聞配達の方に言われたりする事もあり、意外と孤独感は感じませんでしたね。
私は大学4年間ポスティングのアルバイトを続け、就職と共に一度辞めました。ただ、それから20年近い歳月が流れ40才を越えたとき、ポスティングのアルバイトを再開しました。別に本業があるのですが、体重が増えてしまいダイエットを兼ねてやってみようと思ったのです。自分のペースで楽しみながらポスティングバイトに励んでいる今日この頃です。大学生のときに一生懸命やってた経験のお陰もあって、ブランクがあっても無駄なくポスティングする術は体が覚えていました。
ちなみに私が今配布しているモノは地域の新聞です。毎週1000部ほど配布しています。配布する前にはこの1000部を3つに折り畳む作業をするのですが、これも仕事の一部。主人とおしゃべりしながら一緒に折り畳んでます。歩合等は特にありませんが近所の方に「ありがとう」と言われるので気分も良い仕事だと感じています。
ポスティングバイトに限らず、どんなアルバイトでも共通して言えることだと思いますが、仕事は適性が何より重要だと思います。自分の性格に合ってるアルバイトならばやってて楽しいですし長続きしやすいと考えるからです。ポスティングのアルバイトをこれからも楽しく続けていこうと思っています。
  (学生時代の楽なアルバイト体験談 40代女性)

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