介護福祉はワースト17位・・待遇満足度ワースト1位の仕事は?(40代男性)

仕事にまつわる考え方・統計ほか
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仕事によって給料、残業、有給取得率など待遇面には業種によってかなり差があるというのが
現実的なところです。仕事関係のリサーチを行っているVorkersの調査によると、
全129業種のうち、ワースト1位~20位は次のような結果になったそうです。

<待遇満足度ワースト>Vorkerによる調査

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待遇満足度ワースト20位 運転手・セールスドライバー
待遇満足度ワースト19位 DTPオペレーター
待遇満足度ワースト18位 受付
待遇満足度ワースト17位 介護・福祉
待遇満足度ワースト16位 販売
待遇満足度ワースト15位 教師・講師・インストラクター
待遇満足度ワースト14位 エステシャン・ネイリスト・美容師
待遇満足度ワースト13位 芸能関連
待遇満足度ワースト12位 ウエディングプランナー
待遇満足度ワースト11位 デザイナー(アパレル・ファッション)
待遇満足度ワースト10位 司法書士・行政書士・社会保険労務士
待遇満足度ワースト9位 デザイナー(WEB)
待遇満足度ワースト8位 生産管理・品質管理コンサルタント
待遇満足度ワースト7位 水産・農林・酪農・農園
待遇満足度ワースト6位 翻訳・通訳
待遇満足度ワースト5位 医療事務
待遇満足度ワースト4位 調理師・パティシエ・キッチンスタッフ
待遇満足度ワースト3位 整体師・マッサージ
待遇満足度ワースト2位 警備員
待遇満足度ワースト1位 WEBコーティング

このランキングに掲載されている仕事を見て、「なるほどなあ」と思いつつも「あてにはならないかも?」と
感じました。

私は現在40代半ばの男性で、製造メーカーで働いています。新卒で入った住宅関連メーカーを半年で辞めてしまってからは、20年ほどフリーターとして働いていた時期があります。その時期は、自分のやりたい仕事が何かわからなかったのと、少々うつ病をわずらっていたことから、いろいろいなアルバイトを転々としました。

このランキングに載っている仕事でいえば、WEB関連、販売、WEBデザイナー、受付、農園、講師、介護・福祉、結婚関連、受付、運転手に、アルバイトとして勤務した経験があります。

ランクインしている業種を眺めてみて、全体として「なるほどなあ」とうなづける面が確かにありました。労働時間やかかった労力の割に給料が・・・といった感想を持つ業種が多いような気がしたからです。また、確かに「この仕事、儲かるな」と思えるような仕事はありませんね・・

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個人的に意外だったのは、介護・福祉の仕事がワースト1位ではなかったこと。ワースト17位という結果は意外でした。

私はある高齢者介護施設で勤務していたことがあるのですが、とにかくきつい現場だったからです。人手不足もあって休みはろくにとれず、給料は驚くほど安かったですね。入所者に感謝されるときはやりがいも感じましたが、、それ以上に、人間の醜い面といいますか、目を背けたくなる場面を数え切れないほど見てきました。はっきりいって地獄だと感じたことが何度もありました。

それ以上に待遇面などで満足度の低い職種もあるということなのですね・・

とはいえ、仕事の待遇面の良しあしは、業種によるというよりも、その会社(または施設)の経営システムによる部分が大きいと思います。例えば、「販売」の事例でいうと、フリーター時代にデパートで働いていた時は、暇でラクなのに給料は結構良かったです。一方、学生時代に働いていたイベントでの販売の仕事はひっきりなしに来るお客さんに対応するキツイ仕事だったのに時給は安かったです。それは経営者がどのようにアルバイト・パート含め従業員のことを考えているかによってかなり差があるのではないかと感じました。

ですから、「この職種はワースト〇〇位だから待遇が悪いんだ」というのではなく、あくまでも全体的な「傾向」としてとらえるのが良いのかなと思います。

あと私の経験からいうと、待遇面についての良しあしは「大手だから大丈夫」「東証に株式上場しているから安心」といった考えはあまり通用しないということ。東証一部に上場している某企業でアルバイトをしていたことがあるのですが、とにかくブラックで、アルバイトを奴隷のようにこき使うような会社でした。離職率は多分8割を超えていましたね。

表向きは立派に見える会社でも、内部事情は従業員を酷使して莫大な利益を上げていることも現実的にはあったりするということなのだと思います。

それを見極めるためにおススメなのは、応募する会社についてあらかじめ「ネットで評判を調べる」ということです。あまりひどい会社なら、2ちゃんねる(今では5ちゃんねる?)ほかネットでよからぬ評判が立つものです。そういったよからぬ評判があるところなら、いくら一流といわれている会社でも応募は避けるのがベターですね。

あとは、その企業のホームページを見たら、ある程度どんな会社か想像もできます。表裏がなく待遇面の良い会社はFACEBOOKほかSNSなどでも活発に情報発信しているものです。外部への発信力があるということは、それだけ根幹となるビジネスが好調で余裕があるということですし、従業員やお客も大切にする傾向があるからです。

逆に更新があまりになく沈黙している会社はよく調べる必要があります。HPなどを更新しないというのは何らかの理由があるからです。大体は、仕事が過酷で「更新する余裕がない」というケースが多いと想像します。ただ、それは必ずしもそうでもなく、単に社内にIT関連の作業が得意な人がいないということだったり、WEBで宣伝しなくてもいい業種という可能性もあります。そこあたりはある程度目利きする目が必要かと思います。

(仕事に関する話題 40代男性)

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