4度の転職活動をふりかえって思ったこと(転職活動体験談30代女性)

転職あれこれ
スポンサーリンク
スポンサーリンク

私は転職を今まで4回やりました。大学を卒業して新卒で入った会社は物流関係の会社でした。英語が得意だったのでそれを活かしたいと思ったのです。しかし所謂お局様的な先輩に目をつけられてしまいました。人の前で恥をかかされたり、この新人は出来が悪いと幹部に報告され笑いも2になったりと、とにかく辛い日々でした。

スポンサーリンク


それから抜け出したいと思ってその物流関係の会社を辞めて転職活動進めました。転職活動では主に転職エージェント活用しました。転職エージェントは自分に合うような仕事を転職エージェント側が探してくれて提案してくれる点が気に入っていました。

そもそも自分で求人を探すのが苦手な私はそのように人が勝手に転職活動を進めてくれるのが性に合っていたと思います。転職エージェントの担当の方は私に、企業での事務関係の仕事はどうかということですすめてくれました。

話によると電話をするのがメインで時々事務整理などもあるという仕事ということです。私は電話で人と喋るのが得意だったので軽い気持ちで応募し採用されました。

しばらく研修があったと仕事に入って行ったわけですけども、はっきり言ってあまりあわない仕事だと思いました。電話で自社の商品を PR して販売すると良いいわゆる営業販売の仕事でした。

知り合いの人に電話をかけるならトラブルは起きにくいですけれども、わざわざ営業の電話がかかってきたら先方は鬱陶しいわけです。「忙しい時間にかけてくるな」「うざいんだよ」みたいに怒鳴られてガチャ切りされることもしょっちゅうありました。

給料はそれなりに高かったですし先輩たちも優しかったんですけれども、精神的にどんどん疲弊していきました。そこで転職エージェントの人に相談し途中で契約を打ち切ってもらうことになりました。

それからは3か月ほど働く意欲が全くは来ませんでした。人と会うたびになんだか怒鳴られるような気がして・・おそらく軽いうつ病にかかっていたのだと思います。私は海外旅行が好きでしたので貯めた貯金を切り崩してしばらくアジア諸国をうろうろしてきました。

スポンサーリンク


だいぶ元気も戻ってきたので再び転職エージェントに連絡をして新しく転職先を見つけてもらうことにしました。次に紹介してくれた仕事は住宅関係の仕事でした。

住宅関係でも最近は外国人のデザイナーとのやり取りもあることから英語が堪能な人を求めているという話でした。私は住宅など居心地のいい空間にも興味があったので一つ返事で応募することにしました。面接が2回あり、こちらも一発で採用されました。

住宅関係の仕事は夢がある仕事だというふうに最初は考えていました。それは決して間違いでもありませんけれども実際に働いてみた感想としては、何てドロドロした仕事なんだということでした。

設計をする部門の人はまだいいかもしれませんが営業部門の人は仕事をとってくるように上司から葉っぱをかけられていました。そしてノルマを達成できなければ激しく怒鳴られるような場面を毎日のように見てきました。

なんだか嫌な雰囲気と言いますか私自身前職で電話ながらそのように怒鳴られていたのでそれを思い出して気分が滅入ってきました。私はその住宅会社では取次ですとか事務処理などを行っていました。特別ノルマもあるわけではなかったのですけれども、そういったちょっとギスギスした雰囲気が嫌だなと思い結局やめることにしました。

割と早い期間でこちらの仕事を辞めてしまったのでさすがに転職エージェントの方に次の転職のお世話をしてほしいとはお願いできませんでした。それでも貯金はどんどんなくなってくるので働かざるを得なくなります。

次は自分で何とか見つけようと思いハローワークに足を運びました。ハローワークには50代や60代のおじさんを中心にたくさんの人々が職を探して集結していました。

中には酒よ飲んだ後にハローワークに行ってきたような泥酔状態の人もいたり、靴や服がボロボロの人もいたりと、私自身もその仲間入りをしたのかなと思うと少しショックを感じました。もちろんそう言った人の話をしてみるといい人ばかりなのですけれども、私としては昼間は働く人でありたいなと思い真剣になって転職先を探しました。

ハローワークで転職活動を進めるコツとして、まず自分のパソコンでハローワークインターネットサービスというサイトを開いてみてそこで仕事を探してみることです。そして気になる求人があればハローワークに出向いて用紙をプリントアウトしてもらいます。そうすることでハローワークのパソコン端末の順番待ちをしなくてもいいので効率よく求人探しをできたように思います。

ハローワークも転職エージェントもそうですけれども、何か分からないことや不安に思うことがあればすぐにスタッフにつける体勢にあるというのもいいなと思いました。

私の場合履歴書職歴書の書き方もよく分からない状態だったので一から聞いていろいろ添削もしてもらうことができました。あと企業に関する裏話ですとか面接でうまく回答するコツなど色々ためになる話も聞かせてもらうことができたように思います。

ハローワークに登録してから一か月ほどが経過したとき、一社の会社から採用の通知をいただきました。その会社は食品の卸をしている会社です。主に海外からの健康食品を輸入している会社ので英語が得意な人材を探しているということでした。私自身、物流関係の仕事をしていた時は英語を使う機会が割とありましたし、電話をする仕事というのも経験があったのですんなりと仕事に溶け込んで行くことができました。

現在はその卸会社で働き始めてから2年ほどが経過します。仕事もプライベートも順調で転職活動は今のところ考えていません。

今になって転職活動を振り返ってみると、色々自分を成長させることができたのではないかと思います。転職活動をし始めた時の私というのは何かと人に頼りがちで自分で何か行動を起こすことはあまりありませんでした。

しかし転職活動はいろいろ厳しい場面も遭遇してきて、採用もらうためには本当にエネルギーを使いますしミスが許されないものだということを感じました。そして自分の殻にこもっては言ってはだめで、積極的に仕事への熱意や自己 PR をしなければなかなか採用に至らないということも感じました。

特に不要の時代となると2人の採用枠に何十人という人が押し寄せるわけですから、そこでいかに自分の魅力を面接官に伝えるかというのが非常に重要なポイントになってきます。ある意味少しぐらい図々しいくらいがちょうどいいのではないかというのが私の感じた感覚です。

あまり遠慮をしていては初対面である面接官の人に自分の魅力を伝えることができませんからなかなかプラスのポイントは居にくいということなのです。でもその店員逆に採用する側から考えると、自分の意見を言わない人よりもはっきりと積極的に物事に取り組む人を積極的に採用したいわのです。

そういったことを考えた時、転職活動はまさにサバイバルだと思いました。今まで人の後ろに着いていくだけしかしなかった私も、少し性格が前向きになって、積極的に物事に取り組むことができるようになったように思います。

 (転職活動体験談30代女性)

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました