交通量調査50回以上の経験者が語る、交通量調査バイトの楽な点ときつい点(自営業 50代男性)

暇で楽な派遣(短期)の仕事体験談
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交通量調査50回以上の経験者が語る、交通量調査バイトの楽な点ときつい点(自営業
私は現在50代の自営業者です。小さなお店を経営していてアルバイト2名と社員を2名雇って細々と経営を営んでいます。現在は軌道に乗ってきましたけれども数年前までは店が全く反応せず大赤字。しかも持病があって体力を使った仕事というのはほとんどできませんでした。そんなことからも色々探求できるアルバイトをやっていました。店の定休日に出来る仕事というのは限られています。その中で一番高い頻度でお世話になったのが交通量調査のアルバイトです。

交通量調査のアルバイトは楽なアルバイトの王様とも言われることがある知る人ぞ知る楽なアルバイトです。正確には数えていませんがおそらく100回以上は経験したと思います。交通量調査バイトの魅力は何と言っても仕事が楽な割には日給が高い点です、しかし色々しんどいなあと思うこともあったのは事実です。そこあたりまとめてみたいと思います。

まずは交通量調査バイトの楽だと思った点について5つ書いてみたいと思います。

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<交通量調査バイトの楽な点>

交通量調査のアルバイトは楽なアルバイトのランキングでよく見かけます。実際やってみて思うことに全体として非常に楽なアルバイトだと私は感じますし、だからこれだけ数をこなしてきたんだと思います。そのどのような点が楽かについていつつに分けて書いてみたいと思います。

交通量調査バイトの楽な点1「仕事内容が簡単」

交通量調査バイトが楽なバイトだと思う理由の一つ目は仕事内容が簡単ということです。特に未経験者の場合これが何より重要ですよね。例えばコンビニバイトの場合仕事を一人前できるようになるにはやはり最低でも1ヶ月ぐらいはかかると思います。それまでの期間先輩や店長に指導され色々な商品の種類を覚えたり時間ごとにやるべき作業を暗記していかなければいけません。その際同僚やお客様に叱られたりしながらトライアンドエラーを繰り返し何とか一人前に成長していくわけです。

しかし交通量調査バイトは違います。私の場合ですがアルバイトがスタートしてから3分くらいでもう仕事に慣れてしまいました。それだけ仕事が簡単だったからです。その仕事内容は車の台数を数えるだけ。ただそれだけでいいからです。車の台数を数える時はバス、トラック、乗用車、小型貨物車、大型貨物車、バイクに分類して専用のカウンターをカチカチ押しながら数えます。はっきり言って仕事内容だけ取ってみれば幼稚園児にでもできるような簡単な仕事です。

それだけ簡単な仕事ですからよほど居眠りをしているとか遅刻をしたりとかそういったことがない限り失敗するようなこともありませんし、つまり誰かに叱られるということもありません。また仮に失敗したとしても直接金誰かに迷惑がかかるというわけでもないのでとても気楽に取り組める簡単なバイトだと思います。実際のところ結構適当に作業している人もいましたがそれでも全く問題なくつつとまっていました。アルバイト未経験だろうが特に何のスキルも学歴も関係なくすぐにバイトに慣れてしまえる。それが交通量調査のバイトの楽な点の様子の一つだと感じます。

交通量調査バイトの楽な点2「煩わしい人間関係がない」

交通量調査バイトがなぜ楽なバイトだと言われるかのもう一つの理由は煩わしい人間関係がないという点です。会社勤めをしている人は特にここ辺りが頭を悩ませてるところだと思います。サラリーマンの70%ぐらいは会社勤めにストレスを感じている。それは人間関係のわずらわしさという理由があるのです。嫌な上司がいたとしても毎日顔を合わせていやいやしようとしなければいけない。理不尽なことで叱られたり罵倒されたり嫌な思いをしなければいけないわけです。

しかしそれが交通量調査バイトではほぼ皆無と言っていいほど無いのです。厳密に言うと中にはややこしい現場監督や同じ調査員バイトの人も中にはいるかもしれません。しかしもしそうだとしても接する時間がすごく少ないのです。というのは交通量調査バイトの場合現地に到着してしまうと一人で一日中を過ごすからです。椅子に座って車の台数を数えるわけですが、その際誰かと共同で数えるということはまずありません。

現場監督の人が監視のために巡回してくることはありますけれども、1日の中で1回か2回ぐらいのもので、普通に座って作業していたら何も問題も起きることもありません。1日のんびりと他人と接することなく作業をできる。だから誰かとコミュニケーションをとるのが苦手な人ですとか、会社勤めや学生生活で周囲の人間と溶け込めなかった人間であってもほぼストレスフリーで働けると言う環境にこの交通量調査バイトはあるのではないかと思います。

交通量調査バイトの楽な点3「体力がいらない」

交通量調査バイトが楽なバイトだと言われる三つ目の理由は体力を要しないということだと思います。デスクワークでない仕事というのは大抵は体力がいります。重たい荷物を持ったりして走り回ったりするような仕事も沢山あるわけです。そうでなくても一日たちっぱなしで足が棒のようになってしまったりして仕事が終わったらもうくたくたになってしまうような仕事も世間にはたくさんあります。しかし交通量調査バイトは椅子に座ってじっとしてるだけでいいので体力を使う場面というのが全くありません。

交通量調査バイトする中でよく同じ現場に居合わせた調査員バイトの人が何人かいるのですがその一人は足が不自由でした。いつも足を引きずって歩いていて、他のバイトはまず採用されないと話していました。でもこの交通量調査バイトの場合体力を気にする必要がありません。また歩く場面はあっても基本的には調査地点のすぐ近くまで車で送ってくれます。だから本当に楽々できるんだと話していたことを思い出します。

交通量調査バイトの楽な点4「日給が高く日払い」

交通量調査バイトが楽なバイトだと言われる四つ目の理由は日中は高く基本的に日払いだと言う点だと思います。実際のところこれが最大の要因ではないかなと私は思います。私は交通量調査バイトをよくしていた頃はとにかくお金がありませんでした。毎月毎月の借金の支払いが大変でとにかく明日のお米が無いという状況でした。だから働いたぶんはすぐお手元にお金が入るという状況が望ましくありました。

いろいろなアルバイトがありますがその多くは日払いということは少ないでしょう。最低は月締めの翌月払いですとか会社によっては翌々月にしか給料が入らないとかいうところもあります。つまりお金に元々ゆとりがあって貯金がある人でないとすぐに対応できないということになってしまうわけです。しかし交通量調査バイトは違います。基本的に日雇いのアルバイトなのでバイト料はアルバイトが終わった時に手渡しでもらいます。

これは当時の私にとっては非常にありがたいことでした。しかも日給が高い。日給についてはだいたい7000円から1万円1千円ぐらいありました。こちらは調査する地点ですとか調査会社によってもばらつきがあります。調査会社がある都道府県内で駅から近い場所だとだいたい7000円か8000円ぐらいです。一方都道府県をまたいで行うものや、寒い時期で人が集まらない時期、あるいは調査が多くて色々な調査会社が競合する秋は日給が高い傾向がありました。そんな時はだいたい日給1万円ぐらいです。

交通量調査バイトは12時間調査で行われることが多いです。12時間調査は朝7時から夜の7時までが調査時間に充てられることがほとんどです。その中で実働時間が8時間休憩時間4時間と言う配分になります。ですから概ね日給を時給換算すると1000円ぐらいになるのではないかと思います。ただ拘束時間からすると安いバイトだと考える人も中にはいるかと思います。私の場合交通量調査バイトの日給は高くて割がいいと感じていました。1日を通して気楽にほぼストレスフリーに過ごすことができてこれだけもらえれば十分だという感じがしていたからです。

もし他のアルバイトで日給1万円を稼ごうとしたら一日中重たい荷物を持って走り回ったりあるいは上司や先輩たちから叱られたりするような忙しい現場だったりそういったのが相場だと思います。しかしこの交通量調査バイトはのんびりと1日を過ごすだけで日給1万円近くも稼げてしまうのですから本当にお得だなと思いました。実働8時間と言ってもその時間は休憩してるのと何変わらないわけですから。

交通量調査バイトの楽な点5「気楽に一日を過ごせる」

交通量調査バイトが楽なバイトだと思う5点目の理由は気楽に1日を過ごせるという点です。こちらは理由の一点目からは気の4点目とも関わってくることですけれども、とにかくバイト中は気楽です。少し緊張するとすれば調査地点に行ってから調査時間がスタートするまでです。もし調査地点を間違えていたりあるいはカウントする方向間違えていたりしたら1日がパーになってしまうのでそれだけは入念に確認します。それ以降は調査が始まってしまうと特に何か変わった作業することもなく1日を通して車のカウントをして1時間に一度養子に記録をするというだけの簡単な仕事です。

つまり考え事をしようがぼーっと何も考えずに過ごす方が勝手なわけです。音楽を聴いたりお菓子を食べたりしながら作業をできないのは残念ですが、基本的に変わったことをしなければ自由に過ごすことができます。私の場合本業について色々考えを巡らせることに時間を費やしていました。いったいこれからどういう風に本業を立て直していけばいいんだろうなどとアイデアを紙に書き出していました。

とにかく時間はたっぷりあるわけです。勤務時間だけでも1日8時間時間がありその時間は色々考えることに費やすことができ、しかもそんな間にも時給がどんどん加算されていくわけですからお金のことを考えることからも一時的にはといえど避けることができるわけです。私にとって休息以外の何者でもありませんでした。

また他の調査員と2時間ごとに交代するのですがその際にちょっとしたおしゃべりを出来るというのも楽しみでした。別に会話をする必要はないわけですけれども交通量調査バイトに来てる人は本当にバラエティに富んでいて面白かったです。私のように本業を持っていてバイトできているという人もいれば、全国を交通量調査バイトだけで回って生計を立てているという猛者もいれば、学生で色んな夢を持っているという人もいました。そんな色々な背景を持った人々と話を上下関係なく出来るというのはなかなか面白いものでした。

そして大抵は色々な面でうまくいかず特にお金がないということは共通していましたし色々な面で親近感が沸いたこともあります。例えば話題の中で半額弁当の話になることが時々ありました。どこどこのスーパーは何時から半額シールが貼られるみたいな話をしていたわけです。なんだか滑稽な話ですが行ってみたら気楽にそんな話をできるというのは交通量調査バイトならではのゆるい空気感があるからにほかありません。何と言いますか神様が与えてくれた休息の時間とさえ私は考えていました。

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<交通量調査バイトのきつい点>

では次に交通量調査バイトのきつい点について書いていきたいと思います。交通量調査バイトと言うと楽なアルバイトとして語られることが多いかと思います。しかし実際にやってみるとこれはちょっとなーと思うようなことがいくつかあったりもしましたのでそこあたりについて経験者として書いてみたいと思います。

交通量調査バイトのきつい点1「暑さと寒さ、雨」

まず一点目ですが交通量調査バイトは気象や気候の変化を直接受けるという点が辛いと思いました。特に冬の寒さは最悪です。アルバイトと言えばその多くは室内でやる仕事が多いかと思います。特にオフィスワークなどは冬はぬくぬくの暖房が入っていてそういったところでストレスが溜まるということも少ないでしょう。しかし交通量調査バイトは違います。仕事場が道の交差点などどれも外なるので天候や気候の影響をもろに受けるというわけです。冬の寒い時期というのは凍てつく寒さの中8時間を過ごさなければなりません。もしくは24時間調査というのもあってそんな時は16時間も椅子に座って寒空の下を過ごさなければなりません。これははっきり言って地獄です。

どれだけ厚着をしていてもじっとしていると寒さは襲ってくるものですから何度も立ったり座ったりしながら寒さをしのいでいたこともあります。また調査時間には含まれない休憩時間というのもまた難点です。近くにコンビニゲストかファストフードのお店がある調達してんならいいのですがそうでない時は寒さをしのぐために居場所がないということになります。気の利く現場監督の人なら車を待機車両として休憩していいよと言ってくれる人もいますけれどもそうでない時は自分で休憩場所を探す必要があるというわけです。

一方暑い時もまた最悪です。とにかく暑い中8時間を過ごさなければいけません アスファルトは熱を放射して調査をしている時点も気温以上の高い温度になってきます。日によっては45とかなったこともありました。そんな時はもちろん水分補給はしっかりできるわけですけども、日陰に自由に移動なんてことはなかなか出来ません。炎天下の中それだけの時間を過ごしていたらとにかく蒸し風呂状態ですし、後は日焼けをしてしまうというのもまた最悪な点でした。

日焼けサロンなど興味がある人とかならいいのかもしれませんが特に日焼けに興味がない人にとっては意味もなく日焼けをしてしまうからです。交通量調査バイトに参加しているアルバイトの多くは男性ですけれども、どうして女性が少ないのかと言うと日焼けをしてしまうというのがネックなってると思います。交通量調査バイト中には日焼けクリームを何度も塗ってやりますけれどそれでも日焼けをしてしまい知り合いなどに合うとどこか海にでも遊びに行ってきたのかなどとからかわれてしまうことも少なくありませんでした。

あと、雨の日というのも最悪です。雨の日は大体は延期になってしまいますが通り雨というものもあるわけです。そんな時は調査が中止になるということはありません。雨の中カッパを着て作業をします。時には豪雨にあってずぶ濡れになってしまったこともありました。特に冬の季節ですと体温も下がってしまいますからまた寒さに加速してくるわけで雨の日は本当に最悪でした。交通量調査バイトは一箇所にずっといるので一見すると楽に思うかもしれませんが、それは気候や気象条件によるといえるかと思います。春や秋の曇りの日というのがとても作業としてはしやすいわけですけれどもそれ以外の時は何かと不快な気持ちになる場合も少なくありませんでした。よほどの理由がなければ真夏と真冬は少なくとも避けておいた方がいいなと思いますね。

交通量調査バイトのきつい点2「休憩に困ることも」

交通量調査バイトがきついと思う理由の大爪は休憩に困ることがあるということです。12時間調査の場合休憩時間がそのうち4時間あります。休憩がたっぷりあって何で楽なバイトなんだと一見すると思うかもしれません。確かにそれもそうといえばそうなのですが場合によってはこの休憩時間がきつく感じることもあったりするわけです。この休憩がきついと思う場面としては田舎での調査が考えられます。

ある都道府県で行った交通量調査の場合、電車の駅から車で30分ほど走ったところに調査地点である交差点がありました。周りは田んぼと川しかありません。一番近いコンビニで片道歩いて20分以上かかる場所でした。都会での交通量調査なら休憩時間は例えば公園のベンチで過ごしたりあるいはコンビニでイートインコーナーで過ごしたりあるいはマクドナルドやロッテリアと言ったファストフード店や喫茶店で過ごすといった選択肢があるかと思います。

しかしその時の選択肢は何もありませんでした。そこらに広がってるのは田んぼしかありませんから。コンビニも20分以上かけて歩いて行くとなるとそれだけでも疲れてしまいましたけい時間は各1時間ですから行って戻ってきたらもう時間がないという状況になってしまいます。ですから中継の選択肢としては少し歩いたところにあるいわばですとか河川敷のくぼみみたいな選択しかありませんでした。

しかもその時はかなり寒い季節だったのに羽織るものを持ってきていなかったので最悪でした。何もないしただブルブル震えながら近くをうろうろ意味もなく散歩をして休憩時間をつぶしてたびたことを思い出します。そのように場合によっては休憩時間がたっぷりあるからと言ってそのうちも喜べないということです。

また都会での調査の場合休憩場所は色々あっても知らないうちにお金を使ってしまうということも結構あります。コンビニで休憩する場合何も買わずに休憩することはできませんから、毎回の休憩時間の家にお金をちょこちょこ使ってしまい結局何をしに行ったのかわからないといった時もありました。

交通量調査バイトのきつい点3「車での移動が辛い」

交通量調査バイトのきつい店は車での移動時間が辛い場合があるということです。交通量調査バイトを沢山入りすぎてる人は体を壊しがちだと言われますがそのおもたる原因はこれだと思います。交通量調査バイトでがっつり稼ごうと思えば都会で行われる近場の案件だけ引き受けていたのではとてもでないけど生活はできないでしょう。

交通量調査バイトでがっつり稼ごうと思えば前泊で行く調査にも参加する必要性が出てくるかと思います。この前泊というのが問題です。普通前泊と言うとホテルですとか旅館を手配してくれてるのかと思いきや、交通量調査バイトはそんな予算があるわけでもないのでしょう。前泊は車の中、車中泊ということになります。

ある時の調査は東京から岐阜県に行くというものでした。現地まで10時間以上かかったんじゃないかと思います。その時どのような感じだったかと言うと東京駅の集合場所に前日の夕方に集合します。そして数名ごとにハイエースに乗車して移動するというわけです。おんぼろなハイエースですからガタガタ揺れますししかも後部座席は3人一列ですし背もたれもついていません。

そんな劣悪な状況の中10時間以上かけて調査地点まで向かい、到着してから8時間の調査をしてまた10時間かけて戻ってくるというわけです。こんな状況ですから少しでも神経質な人なら全く寝ることができないでしょう。私の場合比較的どこでも寝れる人間なのですがそれでも1時間か2時間に出たらいい方でした。調査会社によっては、観光バスを手配していたりあるいは車でも一人一席設けているような良心的なところもありますが、予算がないからか大抵はおんぼろのハイエース。ですからこのように車中泊で交通量調査バイトに参加する時は車内で寝れないことを前提に考えて自宅を出発するまでたっぷり出てから参加するようにしてました。

どうしても寝不足になりますし長時間の移動を余儀なくされるのでそれだけで疲れてしまうということが交通量調査バイトではしばしばありました。あまり寝れない時は調査時間もきつくなります。それはほとんど寝てなくて眠たいのに調査時間は居眠りはだけは NG だからです。重たくなる瞼を手のツボ押しをしたり眠気覚ましのガムを何個も食べたりしながら眠さを凌いでいたことを思い出します。

交通量調査バイトは時々参加するならまだいいかもしれませんが、あまり高い頻度で参加してしまうと体力的にも失われていきます。上記したように不規則な生活になりますし後は仕事場がシャドウのすぐ近くということもあり排気ガスを通しても吸ってしまうのもあまり健康に良いとは言えないからです。

交通量調査バイトのきつい点4「情けなくなることも」

交通量調査バイト行ってきついかなと思った点は精神面もありました。これは全く人によって捉え方が違う理由で何とも言えないわけですが、時々自分は一体今何やってるんだろうと情けない気持ちになることがありました。それはおそらく成長できているという実感がないからだと思います。仕事にもよるでしょうが色々な試練を乗り越えながらもステップアップすることに仕事の喜びや生きがいを感じるということがあろうと思います。

しかしこの交通量調査バイトはそのような喜びというのはほとんど味わうことができませんでした。きちんと仕事をして現場監督の人に認められて仕事をたくさんもらえるようになると言ったことは多少ありました。しかし単に車の台数を数えるだけですから、何かそれを通して自分の能力が向上したですとか何か新しい発見ができたということはほとんどありませんでした。

時間がたっぷりありすぎるからいろいろ思考を巡らせてしまうことにも問題があったかもしれませんが、同級生たちと比較しては今俺何やってんだろうと虚しい気持ちになることもありました。あいつは今海外でバリバリ活躍して部長に昇進したんだな、みたいなことを SNS などとしているとそれに比べて今俺は何やってんだと気持ちが落ち込んでいたこともありました。どれだけ交通量調査バイトを重ねても社会的な地位が上がるわけもありませんしむしろ長くやっていたら恥ずかしいというような空気感もありました。仕事はラクでいいのですが、何と言うかネガティブな空気感がただよいやすい環境だったとも思います。

交通量調査バイトのきつい点5「退屈過ぎる」

交通量調査バイトのきついと思った五つ目の理由は退屈すぎるということです。退屈すぎるぐらい楽なのになんでそれがきついことなのと疑問に思う方は多いと思います。私もそういう風に思う場面は多々あります。しかし調査時間が長くなってくると有り余る時間というのが帰ってきつく感じることがあるのです。

1日一箇所に座っていると体感する時間はおそらく皆さんが思ってるより長いものです。調査が始まって最初の4時間ぐらいは今日ものんびり仕事ができていいなぁと思うことが多かったです。しかしそれ以降はとにかく時間が過ぎる事が待ち遠しくて仕方がありませんでした。考え事を何かすると言っても1日の中でそんなに長くできるものでもありませんしもう考えることが面倒くさくなってしまうのです。

そうなるとただ時計とのにらみ合いです。早く時間が過ぎてくれないかなと思って時計を見てもまだ5時間以上あるよまだ半分も来てないのかよみたいに思ったりするのです。忙しい仕事というのは体や脳を時間を惜しんで動かしているぶん、あっという間に時間が過ぎてしまうものだと思います。

でも交通量調査バイトを違います。時間だけが膨大にあるのです。12時間調査ならまだしも24時間調査というのもありましてこちらはとにかく眠さと退屈さに耐えることが求められます。いかにして暇をつぶすのかということが何よりも重要な課題になってくるのかなと思いました。

ですから普段から活動的な仕事をしてる人が交通量調査バイトをするとこんなきつい仕事やってられるかという風になるのです。

特に人と話をするのが好きな人にとっては交通量調査バイトは孤独との戦いがあるそうです。自分一人でいたら落ち着かない気持ちがふさぎこんでしまうと言った人は交通量調査バイトにあまり向いていないのかもしれません。どちらかと言うと一人で過ごすのが好きで考え事をしたりするなど自分なりの楽しみ方を発見できる人が向いてるのではないでしょうか。

(まとめ)

以上が私が交通量調査バイト何十回と重ねてきて感じたことです。仕事が楽で日給も高いといったメリットがある反面、気候や気象の変動をもろに受けたり体育さを余儀なくされるなどデメリットもあるバイトなのではないかと思います。ですから人によってはもう何十回もリピートしているという人もいれば1回限りでもう二度とやるかという人も出てくる。

そのような好き好みわかりやすい短期バイトなのではないかと思います。ちなみに交通量調査バイトの案件はタウンワーク、フロムエー、IndeED、アルバイト EX 、ANアルバイト求人サイトで「交通量調査」と検索するといろいろでてくるかと思います。そして、何度から真面目に仕事に入っていると気に入ってもらえて、調査会社や現場監督から直接連絡が来るようにもなります。

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