私が高校生だった夏休み、友達に誘われてプールの監視員、受付のアルバイトをしました。
勤務は朝の9時から休憩をはさんで夕方の18時までで、時給ははっきりと覚えていませんが、当時高校生の私からすると高い方だったと思います。
まず朝の一時間はプールの更衣室やトイレ、受付のフロアやプール場の準備や確認をします。
簡単な掃き掃除もありましたが掃除は閉館してからもするので朝はあまりしっかりとはしていませんでした。
簡単に朝礼があってプール場の開館です。
私は受付と監視員両方していたので、その日に足りない方に回るという感じでした。
受付の中の一人と監視員の中の一人は浮き輪を膨らます場所に立って、お客さまが浮き輪を持ってきたら機械で膨らますという部門もありました。
受付の方は、お客さまから入場券を受け取り、ビニール袋を渡して「靴を脱いで御上がりください」といい、更衣室に誘導します。
忙しい時は何人かで立っていないといけませんが、暇な時は一人か二人でボーっとしていました。
立ちっぱなしが苦手な人には向かないかもしれませんが、することが限られているただ立っているだけの楽な仕事だなと思いました。
監視員の方は、お子さまプールを見る人とメインのプールを見る人、ウォータースライダー担当と分かれていました。
私はウォータースライダーは担当したことがありません。スライダーの終着点にも一人ついて、終わったら合図して、次の人にスタートさせる程度。
プール監視員は基本的にプールでの危険行動や禁止行動(プールサイドを走ったりプールに飛び込んだりむやみに暴れたり)を監視して、もしそれが起こっていたら注意するという仕事です。
定期的にプールの点検のため、15分くらい休憩があるのですがそれ以外は基本的に座りっぱなしです。とにかく楽な仕事です。
暑いのが苦手な人には向かないかもしれませんが、私は日焼け止めをぬったり対策をして、座りっぱなしがとにかく楽でした。
お客さまが全員帰り、閉館するとホースで水を流してトイレや更衣室等の掃除をします。
更衣室にはロッカーがあり、100円を入れて最後に戻ってくるシステムなので、取り忘れがないかの確認や、もちろんプールのなか、プールサイドの掃除やごみ拾いをします。
結構他の学校の同級生がたくさん居たり、もちろん同じ学校の同級生が居たりして、すごく緩くアットホームにアルバイトができました。閉館したプールで最後皆で遊んだりしてすごく楽しかったのを覚えています。いろんな意味でプール監視員バイトは楽な仕事でした。
(楽なアルバイトの体験談 20代女性)